チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

高くて憤タヒしそう。

今日は成人の日という事で、そういえば世間様は三連休なのだった。僕は成人式などの公式行事の類に一切参加せず、この齢まで生きてきてしまったので、成人した時の思い出もこれと言って特に無い。一応、大学生だったが、当時の記憶はほとんど欠落しているし、成人を迎えたから~と改まって何かした覚えも無い。どこで成人式が執り行われたのかも知らないし、そもそも正装する服が無かった。親から参加する様に勧められもしなかったし、誘い合わせる友人もいなかった。こんな人間がどれくらいいるだろうか。一般的に成人式の参加率がどの程度か分からないが、成人式に参加しなかった事をリアルで公にするのはなんとなく憚られる。

昨夕、今月分のガスの検針が来たのだが、その請求額に「はぅあっ!」と驚愕した。このアパートに移住してからの最高額を、遂に更新してしまった。というか、人生におけるガス代の最高額更新である。単身でこんなに光熱費がかかるのは、どう考えてもマズイ。先月分のおよそ2倍使用した事になっており、請求書をしげしげと見ながらも「高すぎだろ・・・」と嘆息するしか無かった。確かに寒い日がそれなりに続いてはいたが、ここまで浪費しているとは夢にも思わなかった。坊主にした事でシャワー時間は短縮したはずだが、それ以上に調理器具などの洗い物に費やす時間が増えたのが、ネックになったかも知れない。部屋の暖房設定も18度から16度に見直すべきだろうか。ヒキっていると、どうしても光熱費が嵩んでしまうワケだが、今後はかなり節制に努めなけれなならないと、一応誓いを新たにした。と言いつつ、どこをどう節減するのかは、まだ何も考えていないのだが・・・。しかし、プロパンはいくらなんでもぼり過ぎだと思う。足元見やがってチクショー。

 

映画鑑賞記

ジャウム・コレット=セラ監督作「フライト・ゲーム」("Non-Stop" : 2014)

フライト中の機内で、何者かによる脅迫を受けた航空保安官が、事件解決に奮闘する様を描くアクション・スリラー作品。

連邦航空保安官のマークス(リーアム・ニーソン)は、ニューヨークーロンドン直行便の旅客機に、ビジネスクラスの客に扮して乗り込む。彼は過去に負った心の傷が未だ癒えておらず、それが原因でアルコール中毒を患っていた。本来、職務の遂行上、問題視されるべきところだが、彼はその状態を押して、今なお勤務しているのだった。機が無事離陸し、巡航高度に入ると、程なくして、彼の携帯に何者かがメッセージを送ってくる。その人物は、自らを乗客の1人と称し、1億5千万ドルを要求した上で、応じなければ20分毎に1人ずつ殺すと、マークスを脅迫する。20分のタイマーをセットしながらも、半信半疑だったマークスは、同じく客に扮し乗り込んでいた航空保安官ハモンド(アンソン・マウント)に相談する。マークスがハモンドの不審な行動を問い質すと、諍いが生じ、マークスはやむを得ず、ハモンドを殺してしまう。丁度20分が経過したところだった。脅迫が本気であると確信したマークスは、機長を通じて運輸保安庁に連絡し、自身への脅迫と新たな殺人の可能性を伝えた上で、犯人から指定された口座への入金を要請する。ところが口座の名義はマークスである事が判り、逆に彼自身にハイジャック犯の嫌疑がかかってしまう。乗客の間に不安と混乱が広がる中、マークスは偶然隣の座席に乗り合わせたサマーズ(ジュリアン・ムーア)と、旧知の客室乗務員ホフマン(ミシェル・ドッカリー)の協力を得て、犯人を探し出し、凶行を未然に防ぐべく奮闘するのだった。

癒えぬ過去を引きずるアル中の航空保安官が、国際線のフライト中に脅迫を受け、次第にテロに発展していくというアクション・スリラー作品。3日連続でリーアム・ニーソン主演の新作鑑賞だわ(笑)近年の作品と同様、本作のニーソンも、ちょっとお疲れ気味のオッサンよろしく、哀愁漂う激渋な感じなのだけど、アル中でありながらも、航空保安官としてのスキルは人並み外れているという設定。そんなニーソン扮するマークスに、乗客の誰かが脅迫をかけ、マークスを窮地に追いやっていく。フライト中の機内という閉鎖的な環境の中、犯人の予告通り20分毎に1人また1人と犠牲になっていく。マークスは乗客の安全を確保したい一心で、上層部に脅迫されている事を懸命に訴えるも、マークスの勤務態度はアル中を含め、かねてから問題とされており、その上、犯人が入金に指定した口座がマーク名義だった事から、まさかの自作自演扱いをされてしまう。乗客達はそんなマークスをスマホで撮影し、SNSや動画サイトに上げ始め、世界中のメディアが一斉にマークスをハイジャック犯だと報じ始めてしまう。真犯人はいったい誰なのか?狙いは本当にカネなのか?そして、機は目的地ロンドンまで無事辿り着けるのか?って感じのハナシ。この監督の仕掛けるスリラーは毎回面白く、本作は更に後半のパニック映画的要素も加わって、なかなか手に汗握らせてくれるし、エンタメ度はかなり高い。なんだかんだでニーソンは良いね。

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