チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ハロワ始め2015。

相変わらず眠くて仕方ない。朝、起床してから小一時間程経つともう睡魔が襲ってくる。午前中にこうして日記を付けているのだが、睡魔でアタマが働かないから、乱文が更に支離滅裂になっていないか、不安になる。昨年の暮れから逆食っぽい症状がぶり返してきたので、また病院で診てもらおうかと思い、しかし以前通院していた内科だと埒が明かなそうだから、近所で通いやすい消化器内科を探していた。一応何箇所か見つかったのだが、初診はとても億劫でつい先延ばしにしてしまい、ようやく今日にも行こうかと考えていたら、微妙に症状が和らいできてしまった。これだと以前と同じように、検査しても何も発見できず、原因不明でクスリだけ出されてオシマイ、となりかねないから、まさに症状が出ているその時まで、更に先延ばしにする事に決めた。

昨日は2015年のハロワ始めをしてきた。日中、気温が0度前後で、天候には恵まれていたが、ロード・トゥ・ハロワは路面がツルツル&ザクザク、起伏が激しく、かなりのアスレチック感で程々に良い運動となった。ハロワの駐車上はほぼ満車で、そこへ更にハロワユーザーが詰めかけていたから、ハロワ前の道路はいつになく混雑気味だった。更に堆雪で道が細くなっているから、さながらハロワ渋滞とでも言うべき様相を呈していた。尤も、僕は徒歩だからそんな様子を尻目に、そそくさと中に入った。年が明けても、ハロワで得る情報は、訓練とかそちら方面の支援メニューは代わり映えしなかった。年度変わりでもずっとこんな調子だろうか。今の政権は自助、自己責任が基本だから、期待するだけ無駄だろうな。

新クールのドラマがぼちぼちスタートする時期で、どれ1つくらい観ようかと思っていたところへ、昨晩フジテレビ系「ゴーストライター」が初回だったので、お試し感覚で観てみた。昨年の某ゴースト作曲家の事件を受けてのドンピシャなテーマ設定。ベストセラー小説家の女(中谷美紀)に、アシスタントとして採用された小説家志望の女(水川あさみ)が、実はかなりの才能の持ち主で、やがて小説家のゴーストになっていく、というハナシの様だ。初回を観た限りでは、人間ドラマに若干スリラーっぽさを加味した内容で、これなら最終話まで完走できそうな気がする。ところで「花燃ゆ」は視聴率が更に下がったらしい。一概に視聴率だけで評判の良し悪しは測れないが、果たして「イケメソ大河」などというチャラい要素が求められているのかしらんとは思う。これじゃ井上真央がかわいそうじゃないか。

 

映画鑑賞記

ピーター・ランデスマン監督作「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」("Parkland" : 2013)

ケネディ大統領暗殺から4日間の出来事を、騒動に巻き込まれた者達の姿を中心に描いた歴史ドラマ作品。

1963年11月22日、テキサス州ダラスを訪れたケネディ大統領は、市内をパレード中、到着から1時間も経たぬ内に銃撃を受ける。頭部に致命傷を受けたケネディは、パークランド病院に緊急搬送される。病院到着時、ケネディにはまだ脈があった為に、病院スタッフにより救命措置を受けるのだが、彼らの懸命の対応も虚しく、ケネディは死亡する。大統領権限は、速やかにケネディに同行していた副大統領ジョンソンに継承され、厳戒態勢の中、ジョンソンはワシントンに急遽戻る事になる。ケネディの亡骸を収めた棺をワシントンに搬送する必要に迫られたが、エアフォースワンはジョンソンが使用する為に使えず、関係者は手段に窮してしまうのだった。一方、パレードの様子を8ミリカメラで撮影していた実業家ザプルーダーは、偶然にも、銃撃の瞬間を映像で鮮明に記録していた。彼は目前で起きた大統領の暗殺と、その一部始終を撮影してしまった事に激しく当惑する。その後、その映像は重大な証拠資料として、捜査当局やメディアに流布していくのだった。事件は、リー・ハーヴェイ・オズワルドが容疑者として逮捕され、全容の解明が期待されたが、オズワルドは移送途中で暗殺されてしまう。ところがそのオズワルドに関して、実はFBIが犯罪性向の高い人物として、暗殺事件前に何度も接触を図っていた事が発覚する。

テキサス州ダラスを舞台に、大別して、パークランド病院、ザプルーダー周辺、オズワルド一家の3つのパートを同時進行で行き来しながら、ケネディ暗殺からの4日間を詳らかにしていくという趣旨の、いわば再現ドラマ的な作品。大観衆の見守る中でケネディが暗殺され、オズワルドなる人物が単独犯として挙げられ、そのオズワルドも暗殺されてしまい、謎が謎として残ったまま幕引きとなった本事件。表面的な事実しか知らなかった僕にとって、これまで知らなかった事件の裏側のエピソードは、どれも意外性を伴ったものばかりで、なかなか興味深かった。ケネディは頭部を撃ちぬかれていて、一見して即死かと思っていたのだけど、全力を挙げての救命措置が行われていた。茫然自失の大統領夫人ジャクリーンが、ケネディの頭蓋片を看護師に手渡しているシーンが印象的だった。オズワルドの母親が、この親にしてこの子ありを地で行く感じの、かなりイカれたおばさんで、しきりに陰謀論めいた事を喚いていたのが痛々しかった。しかし、本当に何だったんだろうな、この暗殺事件は。FBIの件が真実なら、確かに事件を未然に防げた可能性はあるが、はて・・・。

f:id:horohhoo:20150113205010j:plain

f:id:horohhoo:20150113205014j:plain

f:id:horohhoo:20150113205017j:plain

f:id:horohhoo:20150113205020j:plain

f:id:horohhoo:20150113205023j:plain