チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ドライブ・アングリー

パトリック・ルシエ監督作「ドライブ・アングリー」("Drive Angry" : 2011)[DVD]

カルト教団に攫われた赤子を取り戻すべく、地獄から舞い戻った男の活躍を描くスーパーナチュラル・アクション作品。

その昔、札付きのワルだったミルトンは、所属する犯罪組織から抜け出そうと試み、命を落とす。その後、ミルトンの娘は悪魔崇拝カルト教団の信者となるが、教義に疑念を呈し、教団から抜けようとした為に、教団のボス・キングに殺された後、赤子を奪われてしまう。地獄でその一部始終を見ていたミルトンは、教団から赤子を救い出すべく、アンデッドとして地獄から舞い戻る。教団の末端信者を捕らえたミルトンは、満月の夜にキングによりスティルウォーターで赤子が殺され、地獄の門が開くという手がかりを聞き出す。

ミルトンは立ち寄ったダイナーでバイトをしていたパイパーと知り合う。パイパーの窮地を救った事で、ミルトンは彼女の車、69年型ダッジ・チャージャー440を借り、共にオクラホマへ向かう。その頃、監査役と称する男がミルトンの追跡を開始する。

オクラホマ入りしたミルトン達は、郊外のモーテルに泊まる。パイパーは、偶然にもコロラドの赤子誘拐事件でキングが指名手配されている事を知り、モーテルのバーで信者を率いて現れたキングと遭遇する。信者達はミルトンの部屋を探り当て、一斉に襲撃を始めるが、ミルトンはパイパーの協力を得て撃退する。キングが逃走すると、ミルトン達は監査役の仕向けた警官2人の襲撃に遭い、銃撃戦の末、これを制す。2人はモーテルを発ち、キングの後を追うが、事情が分からないパイパーはミルトンに不信感を抱く。ミルトンはキングに赤子を奪われ、追っている事を打ち明ける。そこへ監査役が現れ、ミルトンを止めようと企てる。ミルトンは地獄から持ちだしたゴッド・キラーを放ち、監査役に躱されるも足止めに成功する。

2人は教団の信者が集まる教会に到着する。キングは信者達に、教義に基づき、満月の夜に赤子を生贄に捧げ、新しい世界の秩序の扉を開く計画を語る。ミルトンは赤子を奪い返そうとするが、キングに顔を撃たれ倒れる。キングはパイパーを攫い、信者達と共にスティルウォーターへと向かう。程なくして復活したミルトンは、信者達の妨害を振り切り、キングを追跡する。パイパーはキングの隙を突いて、負傷させ、ミルトンの車に飛び移るが、キングに車を故障させられ、足止めを食らう。パイパーは、顔を撃たれても死なないミルトンがアンデッドだと理解する。その頃、教会に到着した監査役は、負傷した信者からキングの狙いを聞き出す。

ミルトンは旧知の親友ウェブスターを呼び、自身が復活した経緯を伝え、71年型シボレー・シェベル454を借り受ける。ミルトンはパイパーと共に、スティルウォーターを目指すが、キングの通報により駆けつけた警察隊に道路が封鎖される。そこへ監査役が水素燃料トレーラーで突っ込み、警察隊を排除し、ミルトン達を援護する。

ミルトン達がスティルウォーターに到着すると、教団の信者達による儀式が始まろうとしていた。ミルトンが内部を偵察している間に、パイパーが監査役に捕らわれる。ミルトンは監査役に要求されるまま、ゴッド・キラーを手放す。監査役は、キングが子供を生贄に捧げたら地獄のルシファーの怒りに触れるとし、ミルトンの行動を最後まで見届けると伝える。キングが赤子に刃を向けたところへ、ミルトンが急襲し、信者達を駆逐する。パイパーは監査役の隙を突いてゴッド・キラーを奪い、ミルトンの助けに向かう。信者に不意を突かれたミルトンは、パイパーの放ったゴッド・キラーで窮地を救われる。キングはミルトンの目の前で赤子を殺そうとするが、ミルトンの放ったゴッド・キラーが直撃し、消滅する。ミルトンは救出した赤子をパイパーに託すと、監査役と共に再び地獄へ戻っていく。

 

2011年の作品で50億も制作費使ってるのに、このクオリティの低さは何なんだ・・・。10年以上前の作品かと思うほど、VFXのレベルがチープで萎えた。元が3D向けの作品だけに、これみよがしに飛び出す演出が満載なのだが、どれもお粗末過ぎるし、ひょっとしたら敢えてチープ目に仕上げているのかも知れないが、そうだとすると笑えないコメディだ。ストーリーは薄いし、アクションは雑だし、この言葉はできるだけ使わない様にしているが、正直言って駄作だ。ニコラス・ケイジ主演作品はたまにこういうのにぶつかるな。

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