チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

生粋の道民で無い俺が「なまら~」とか使うのは薄ら寒いけど、それでも俺は道民を演じたい。

僕が来道してン年が経つ。元々何かしらの目的があって来たワケでも、必要に迫られて来たワケでも無く、放浪の果てに辿り着いたのがここだったというだけだから、こちらの生活に慣れるのは苦慮してきたし、今も苦慮している。ただ、こちらでは例えば関西弁の様なコテコテの方言が無く、テレビだってほとんど標準語ベースだから、話し言葉で困る事はほとんど無い。尤も、僕はリアルで会話する機会が皆無に等しく、一方的に情報を受け取る側なのだから当然と言えば当然なのだが、ネット空間で道民を演じる時に、いわゆる北海道弁を意識して使う事はある。しかし、日常的に使用しない言葉の機微やニュアンスを体得するのは、やはり不可能だと思う。wikiの「北海道弁」を見ると、それなりにクセの強い言い回しが並んでいるが、これらを網羅的に身に付けるのは、コミュ障の僕には至難の業だ。スーパーに行ったついでに、おばちゃん達の何でもない会話に、それとなく聞き耳を立ててみる事があるのだが、確かに北海道弁だなぁとは思う。よそ者の僕があのレベルに達しようと思ったら、どれだけの年月がかかるのだろうか。故郷を捨てた身としては、この地こそ真の故郷と考え、道民色に染まって行きたい。

 

昨晩から雨模様で、気温が低い。窓を開けると寒いくらいで、フリースを羽織りたくなる。腹が冷えたせいか、便の調子が芳しくない。トイレに駆け込んだら、床にアリ?がワラワラと群がっていて、思わず仰け反ってしまった。このボロアパートで長年生活してきたが、これは初めての経験だ。とりあえず、例の如く掃除機で虫・即・斬をキメてやったが、どこからともなく次から次に現れるから、コロニーでもあるのかも知れない。ネットでサラッと調べてみた感じでは、アルゼンチンアリの習性に似ているが特定はできない。今日だけの現象なら良いのだが、もし続くようならなかなか厄介な事態となるかも知れない。殺虫剤を常備すべきかしら。