チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

こんな時に言うのもアレなのだが、新幹線に一度しか乗ったことが無いのを思い出した、それも旧いこだまだった。

今年の後半戦が始まったが、年がら年中、消化試合の僕には抱負なんてものは無い。北海道には梅雨が無いとはよく言ったものだが、今まさに梅雨の様な長雨が続いている。長袖じゃないと風邪を引きそうなくらい寒い。

昨日、走行中の新幹線のぞみ車内で、老人がエクストリーム自殺を図るという事件が起き、巻き添えになった乗客が多数いるらしい。それでふと、僕は新幹線に一度、というか一往復分しか乗ったことが無いのを思い出した。しかも30歳を過ぎてからで、それ以来、一度も乗っていない。現在はどうか分からないが、その当時、確か「ぷらっとこだま」とかいう、JR東海の格安サービスがあり、グリーン車も相応に安かったから、調子こいて往復でグリーン車に乗ってやった。車両はこだまの旧い型で、車内の雰囲気も若干古めだったのを覚えている。尤も、他の新幹線に乗ったことが無いのだから、比べようも無いのだが、印象としてはこんなものかという感じだった。本州にいる間に一度くらいのぞみに乗ってみたかったが、今となってはそれも難しかろう。札幌まで延伸した新幹線が開業するのが2030年らしいが、仮に僕がその時まで生きていたとしても、遠出する気力も金も無いだろう。本州、例えば東京に行くなら飛行機で行った方が早い様な気がするし。

飛行機と言えば、これも僕は一往復分しか乗った事が無く、新幹線と同じく30歳を過ぎてからの経験である。機体はエアドゥの中型機だった。一度は大型機に乗ってみたいが、JALANAを使う機会は無いだろうし、海外なんて見果てぬ夢どころか妄想の域である。あーあ。