チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

俺の部屋にはちっちゃいおっさんが潜んでいて、嫌がらせをしている様な気がしてならない。

昨夜は寝る前から雨が降っていたが、今朝起きて外を見てみたらすこぶる快晴だった。こんな日に外で洗濯物を干せたらどんなに心地よいだろう事か知れないが、俺は今日も最寄りのコインランドリーまで出かけ、洗濯から乾燥までを済ませなければならない。思い返せば、実家の団地を出て以来、外干しした服を着た事は一度も無いのであった。団地はかなり年季の入った建物で相応にボロかったが、ベランダがあったから、これまで住んだどのアパートよりもマシだった。不意にベランダ伝いに他所様の飼猫が訪問してくる事もしばしばで、部屋の中に上がり込んでも、好き勝手に遊ばせてやっていた。というより、こちらが遊ばせてもらっていたといった方が正しい。猫と触れ合ったのもあの頃が最後で、それからは一度も接した事が無い様な気がする。人間だけで無く、動物とも触れ合えない生活は淋しい。YouTubeで人気の猫、まるちゃんの動画を観るのが楽しみで、今朝もアップされていたからそれを観て和んだ。昨年だったか一昨年だったか、今住んでいる部屋の窓越しに偶に猫が姿を現す事があったのに、それもパタッと無くなってしまった。そもそもリアル猫とのエンカウント率がはぐれメタル並に少なすぎる。

それはさておき、昨日、デジカメの予備の充電池が無くなっている事に気付いた。充電したら常に目に見える場所に置いてあったのに、それがどこにも見当たらないのである。これで充電池はカメラの中に入っている一つのみとなり、いよいよカメラを外に持ち出すには不自由な状態となった。狭い部屋で無くなり様がない物が消えるというのは、不思議で仕方ない。ありえない事だが本当に消滅したとしか思えない。先月だったか、ハサミが忽然と姿を消したのだが、あれから終ぞ見つからず、結局新しいハサミを買った。しかし、充電池は一個3000円以上するからそう安々とは買い足せない。そこで俺はこう考える様になった。すなわちこの部屋には、俺以外の誰か、例えばちっちゃいおっさんが潜んでいて、悪戯をしては俺の反応を見て楽しんでいるのではないかと。そう考えないと、もはや道理が合わない。ちっちゃいおっさんは、それが無いと死活問題にまでは至らないがちょっと困るレベルの物を盗んでいるに違いない。見つけたらシバいた後で掃除機で吸ってやろうと思う。