チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

腰痛持ちの男性諸氏の為にSEX補助装置の様なモノがあれば良いと、腰痛持ちだが完全童貞の俺がそう思った。

まだ10月で冬入りすらしていないというのに、寒さで起床がツライ。目覚ましをかけても布団から出るのが億劫だから30分は余計に眠ってしまう。横になっている時間が長いほど、腰への負担が増す。8時間の睡眠でもう鈍痛が募る様になる。これはベッドが安物で、年季が入っているから生じるのだと思うが、どうにも避けようがないので困りモノだ。ヘルニアのリハビリを止めてから、平穏無事な生活を送ってきたのに、そろそろまた爆発しそうな兆候がある。とくに調理している時は、キッチンが低いせいで中途半端な姿勢を維持する必要があるから、腰にかなり気を遣う。靴を履くときも要注意で、この時の絶妙なかがみ具合が腰への負担をMAXにさせる。腰への負担が軽減される様な補助装置があれば、自室にいる間、常にそれを装着して過ごすのだが、あったとしても俺の手が届く代物とはならないだろう。

こんな風に腰痛の事を考えていたら、ふと、腰痛持ちの人はどうやってSEXをしているのだろうかという疑問を抱いた。俺は完全童貞だから、実際に事に及ぶ際にどんな按配で腰を振れば良いのかは知る由もない。AVにおけるSEXの風景しか知らないのでなんとも言えないが、流石にああいった腰の振り方はフィクションだろうと推察している。しかしながら、自分が腰痛で苦しんでいる時の事を思えば、どんな形にせよ、腰を振る行為自体がしんどいであろう事は容易に想像できる。単に射精に達するだけなら、腰を振る必要も無いだろうが、それだと男女共に満足感は薄いと思う。ひょっとしたら腰痛が原因でSEXレスにまで発展するカップルも存在するのでは無いか。それは余りにも酷な事態だ。そこで俺は腰痛持ちの男性諸氏向けに、SEX補助装置の様なモノがあれば良いと考えた。それで腰を振る際の負担を軽減させ、健全なSEXライフへと導くのである。

こう考えたのは、先日、とあるニュースで、札幌大球という巨大なキャベツを収穫する際に、作業者の腰にかなりの負担がかかるから、大学とベンチャーが共同で作った補助装置を試用してもらう、という光景を観たからである。この手の装置は、例えば介護現場で要介護者を抱えたりする際に、介護者への負担を軽減する為に導入が検討されているらしい。介護者が腰痛の為に離職を余儀なくされるという話を聞いた事もある。肉体作業用の負担軽減装置があるなら、SEX用の負担軽減装置があっても良い。まぁ、腰痛持ちの人がSEXで悩んでいたらの話だが。SEXなんて別次元の世界の出来事だから俺は知らん。