チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

「さらばだ、天国で会おう」→「あなたが天国に行けるならね」のやり取りに鳥肌が立った。

起床時間が日に日に遅くなる事に苛立ちを禁じ得ない。アラームで一旦目が覚めても、あと五分のつもりで目を閉じると、結局一時間ほど余計に眠ってしまう。定職に就いていたらこんな事はあり得ないはずである。しかし、俺が定職を見つけるのは最早絶望的だろうから、何か破滅的な事象にでも見舞われないかぎり、この堕落極まる生活から抜け出せないのは必定か。また夢を見ていたのだが、ン十年は会っていない父親がどういうワケか登場して、父親の出生の秘密が明らかにされたのだが、おそらくそれは真実では無く、頭の中で勝手に作り上げられた偽りの記憶だろう。人と接触する機会が極端に少ないから、新たな出会いに関するデータが少なすぎて、こうして忌々しい過去の記憶ばかりが再生されるのだろうか。俺はもう両親と会う機会は無いと思うが、ひょっとしたら俺の方が早く死ぬかも知れない。俺の死は両親に伝わらないで欲しい。

昨夜、新・映像の世紀の第二回の放送があり、巨大財閥グレートファミリーに関する内容だったが、どれも知らない事ばかりで面白過ぎた。終盤、ロックフェラーの死ぬ間際に見舞ったフォードとのやり取りが紹介されたが、次の様なものだった。

ジョン・ロックフェラー「さらばだ、天国で会おう」

フォード「あなたが天国に行けるならね」

これを聞いて思わず鳥肌が立った。アホほど金を稼いだ奴らはやはり言うことが違う。新版は旧版と比較してしまうところだが、なんだかんだで良く出来ている。山田孝之のナレーションが渋くて聞き応えがあって良い。次回は12月20日放送、ヒトラーの誕生から第二次大戦が描かれる。早くもクライマックスで楽しみだ。

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