チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

「エージェント・ウルトラ」を観てきたけど、コメディ路線かと思いきや意外にもアクションスリラー要素が強かった。

昨日、映画館で「エージェント・ウルトラ」"American Ultra"を観てきた。俺のお気に入り俳優ジェシー・アイゼンバーグの主演作で、作品の雰囲気を知った時から楽しみにしていた。事前にトレーラーを見て、おチャラけたコメディ路線のおバカムービーだとばかり考えていたのだが、意外にもバイオレンスな演出が盛りだくさんのアクション・スリラーな作品で、ちょっと面食らった。ナードな風貌の優男が実はCIAの極秘計画で誕生した改造人間で、記憶と能力を封印された後、片田舎のコンビニ店員として美人な彼女と慎ましく暮らしていたところ、ある日突然刺客に襲われるという趣旨の内容で、覚醒系エージェント物としてはまるでジェイソン・ボーンの様だ。尤も、あのシリーズほどガチなスリラーでは無いが、ドンパチに始まる戦闘シーンがふんだんに用意されており、見応えはあった。巷の評価は芳しくない様だが、アイゼンバーグのまた違った魅力が発揮されているから、個人的には納得のいく作品だった。クリステン・スチュワートとのラブシーンも良い。彼は数多のハリウッド俳優の中でも一際異彩を放っている演技派だから、今後も目が離せない。超絶イケメソなのに嫌味の無い三枚目を演じられるのが魅力だ。3月公開の「バットマン vs スーパーマン」では、中核的役割を果たすキャラとして登場するそうだが、こちらも俄然楽しみであり、バットマンでもスーパーマンでも無く、アイゼンバーグ目当てで観に行く予定だ。もし生まれ変わるならこんな男になりたい、俺の理想だよ。

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