チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

病院でおケツに極太のお注射を打たれた私の初体験談。

いよいよ腰痛に伴う臀部の痛みと脚の痺れに耐え切れなくなったので、昨日、整形外科に行ってきた。激混みで長時間待たされた結果、MRIを撮ってもらい、腰椎椎間板ヘルニアが悪化し、それが坐骨神経痛を引き起こしている事が判明した。ン年前に一箇所だったヘルニアは二箇所に増え、その新しい方がボコっと椎間板から飛び出して神経を圧迫している様子が、断層写真に明瞭に写っていた。診断した先生曰く、この出方は痛いだろうねぇ、という事で、それなりの状態だという事は理解したが、悪化すれば手術もあり得るとも言われたので戦々恐々だ。初診は鎮痛剤の処方程度で帰れると思ったら、有無を言わさず、神経ブロック注射を打つ運びとなり、あれよあれよと処置室に移された。およそ他人に見せた事の無い汚物同然の我がおケツを、先生と看護師さんに見せねばならないのが恥ずかしくて仕方なかった。僕は痛みには滅法弱い女々しい性分だから、更に恥を忍んでどれくらい痛いのか看護師さんに聞いた。押すような痛みと聞き、なるほどと覚悟を決めたのだが、いざ針が尾てい骨付近に刺さり、ググッと薬剤が注入されると、予想を上回る痛さで「ムムッ!」と心の中だけで叫び、歯を食いしばった。おそらく声には出さなかったと思うが、普段、独り言が多い僕の事だから、リアルで叫んだかもしれない。注射の効用はいまいち実感できないのだが、こんなものだろうか。昨夜は処方された消炎剤を飲んで眠ったが、やはり痛みで目が覚めてしまった。痺れが残るのはもう仕方ないとして、痛みはもう少し和らいで欲しい。この先どうなるのか、不安で仕方ないのだが、とりあえず定期的に治療を受け、リハビリに通って予後を見守るしかない。今日は未明から季節外れのドカ雪が降り、またスノーシューズに履き替えねばならない。右脚は思うように動かせないし、弱ったな。いい年したおっさんなのに心細くて泣いてしまいそうだよ。ホントに甘ちゃんだわ。