チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

タイトなローライズボクサーじゃないと愚息が納得しないのだが、プア男故に選択肢がほぼほぼユニクロしか無い。

台風12号の影響で週間予報が更新される度に暑さが和らぐ秋の訪れが遠のいていく。もうそろそろこの状態に耐えられないのだが、誰彼なく恨み節をぶつけるワケにもいかず、一人悶々とする。しかし、こうしてほぼほぼ丸一日、パン一で過ごしていると、着座時に当たる部分だけ繰り返し擦れていくから、それだけパンツの生地が傷んでいく。私は長らくユニクロのボクサーブリーフしか穿いた事が無く、しかもローライズでシームレスのピチッとしたヤツの着用感に慣れてしまっている。愛用しているという程でも無いが、愚息のホールド具合が適度に良く、その割に安価だし、他に同じ価格帯で選択肢が無いのが理由だ。傷んでダメになる前に新調しようかしらと思い、都市部に行ったついでに店頭で同じタイプのパンツを買い求めようとするのだが、ユニクロは商品が様変わりするスパンが短いので、全く同じタイプは既に無くなり、新しいタイプに置き換わっている事が多い。新しい方が品質が良いかというと決してそういうワケでも無く、逆に明らかに耐久性が劣っている事もあるから困りものだ。最近のユニクロはその不調ぶりが指摘されており、一ユーザーとしてその理由は当たり前に推察できるのだが、さりとて文無しの私に他に代替しうる選択肢があるのかというとそうそうありもせず、ぶつくさと不満を漏らしながらも、傷んでいくユニクロのパンツを穿き続けるのであった。