チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

私のお尻の汚さっぷりは絶望という言葉では生温いレベルで公序良俗どころの騒ぎじゃない。

蒸し暑さのイライラのせいでアトピックな頭皮を毟る悪癖が常態化してしまった。グリグリと弄り倒した末に、毟り過ぎて出血したところで後悔するというルーチンが何度となく繰り返される。患部に薬を塗って、治りかけの状態になると、またグリグリ弄ってしまうから治るモノも治るはずがない。こんな感じで長年に渡ってマイルドな自傷を繰り返す部位が体の数カ所にあって、今パタッと止める事ができたとしても、完全に痕が残っており、もう取り返しが付かない。その一つがお尻だ。私は子供の頃からお尻におできが生じやすい体質で、その治癒痕だけでも非常に汚いのだが、その痕を更に弄り倒して悪化させるという習慣をいまだに止められず、まさに汚尻という表現が相応しいくらいに無様な状態になっている。人前でマッパになったとして、真っ先にどこを隠したいかと言えば、それは汚尻である。汚尻隠してナニ隠さず。ナニに自信があるワケでは無く、汚尻がそれほどまでに酷いという事である。銭湯やプールなどに行かない事だし、他人様の裸を見る機会は皆無に等しいから、一般に私と同じ年頃のおっさんのお尻事情がどうなっているのか知る由も無いが、私ほどの汚尻はそうそういないだろう。AVを観る時など、ついつい男優のお尻チェックをしてしまう私の執着ぶりが哀しい。キモ面と汚尻で、どちらかをイケてる感じに変えてくれるという魔法があったとしたら、私は迷わず汚尻を選択したい。