チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

新作「ジェイソン・ボーン」のほんのり哀愁漂うマット・デイモンの姿を観て思った、もうこのシリーズ終わらせるべきではないかと。

一昨晩も思うように眠れなかったが、昨晩も同じく妙な時間に覚醒を繰り返し、結局予定より早く起床せざるを得なかった。これで日中に睡魔に襲われなければ問題ないのだが、そうは問屋が卸さないのが嘆くなり我が夜のファンタジーである。さて、昨日はやや不調ではあったが新作「ジェイソン・ボーン」を劇場で鑑賞してきた。言わずと知れたアクション・スリラー人気シリーズの最新作で、前作の「ボーン・アルティメイタム」から9年ぶりの続編である。主演はもちろん我らがマット・デイモン、監督は引き続きポール・グリーングラスという事で、この鉄板コンビなら面白くならないワケがないのだが、印象としてはこんなものかしらといった具合でマンネリ感が否めない仕上がりだった。そもそも論として新作を作る意義があったのかという話で、取ってつけた様なプロットがなんだかなぁといった微妙な展開に終止し、最後まで引き込まれる事は無かった。その一方、終盤のロス中心街での超絶ド派手なカーアクションは度肝を抜くほど素晴らしく、そこだけ取っても観る価値は十分にあった。デイモンは続編を否定していないが、これ以上、ストーリー的な発展が見込めるとも思えないし、余程画期的な脚本を用意できなければ難しいのでは無いだろうか。その頃にはデイモンも50代を迎えているはずだし、別の作品に注力して欲しかったりする。それにしても、シンゴジラと君の名はがいまだにロングヒット上映しているせいで、最新作のジェイソン・ボーンにその2作品より小さいスクリーンが当てられているのが不満だ。おかげで昨日は平日にも関わらず、私が観た回はほぼほぼ満席だった。私は人に囲まれるとドッと人疲れしてしまうから、劇場には申し訳ないが、できるだけ空いていて欲しい。とまれ、映画を観に行く為の予算の捻出も難しくなってきたし、年内に劇場で観られるのはあと2作品くらいだろうか。寂しい。

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