チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

隣人Xの生態が不気味過ぎて薄壁のバリアでは抗えないレベルの悩ましさ。

また隣人Xの話になるのだが、いよいよ鬱陶しさが募りまくりで書かずにはおれない。昨日、Xは終日出払っていた様で、生活音の一切は聞こえなかったのだが、その代わりにアラームか電話のベルの様な電子音が延々と鳴り続けていて、それが薄壁を通して聞こえてくるのが悩ましかった。これまでこんな事は無かったから、実は私はXは室内でタヒんでいるのではないか、或いは出先で野垂れタヒんだのでは無いかと心配した。心配したと言ってもXの身を案じたのでは無く、私に無用な厄介事が舞い込んでくる事を心配したワケだが、もしそのまま戻って来ずにこの不快な電子音が鳴り続けた状態が続くなら、眠る際に支障を来すし、そうなれば管理会社に連絡せざるを得ないだろう。できるだけ関わりたく無いから、在宅を確認しに行くのも避けたいところだ。剰え、ン年来、隣同士でありながら、一度も会った事も無ければ、すれ違った事も無く、顔見知りですら無いレベルの赤の他人なのだから、今更Xについて知りたくもない。さてどうしたものかしらと考えながら、昨夜は煩わしい電子音が聞こえる中、布団を被って眠りに就いたのだが、今朝目覚めると、その電子音が止まっており、その代わりにXが電話かネットか知る由もないが、何者かとブツブツ話しているのが聞こえてきて、それで彼の生存を確認した。2時間以上延々と喋っているのには呆れ果てるが、微妙に聞こえるか否かのレベルで、内容は聞き取れない。斯様にして、彼の生活リズムから底辺に近いのはなんとなく推察できるのだが、同じ底辺でも私とは全く異なる属性、生態に違いない。