チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ネイバーズ2

ニコラス・ストーラー監督作「ネイバーズ2」("Bad Neighbours 2" : 2016)[BD]

自宅の売却を控えた夫妻が、折り悪く隣家に入居してパーティに明け暮れる女子学生社交クラブを追い出すべく、友人達の協力を得て奮闘する様を描くコメディ作品。

 

マックとケリーは隣家の男子学生社交クラブ「デルタ・サイ」との騒動後、平穏を取り戻し、幼い娘ステラの育児をしながら幸せに暮らしていた。そんな折、ケリーに妊娠が発覚する。それから四ヶ月後、夫妻はより広い新居への引っ越しを決断し、不動産屋を通じて旧居を売りに出す。程なく、一組の夫妻が内見の末に購入の意向を示し、マック達は喜ぶが、そこで初めて不動産屋から、30日の預託期間の内に買い手が好きな時に視察し、納得すれば契約が成立する運びとなる事を知らされる。期せずしてジミーの妻ポーラも妊娠しており、マックとジミーは子供談義に花を咲かせる。

地元の大学の新入生シェルビーは、会長マディソンが率いるソロリティ(女子社交クラブ)「ファイ・ラムダ」の新入生歓迎会に意気揚々と参加するが、学生クラブでパーティを開けるのは男子だけだと知って落胆する。その夜、シェルビーは男子社交クラブの催すパーティを訪ね、ファイ・ラムダの歓迎会にも参加していたベス、ノーラと出会う。三人は男子クラブがヤリ目だと悟り、失望する。三人は意気投合し、学生寮に戻る。シェルビーは厳格な父の元で育ち、高校生活を存分に楽しめなかった事を明かすと、女子がパーティを開けないという差別的な慣習に反発し、自分達でパーティを開けるソロリティ「カッパ・ニュー」を新たに立ち上げる事を提案する。三人はカッパ・ニューで一生の友達を作るべく決起する。

テディ、ピート、ダレン、スクーニー、ガーフは卒業後も定期的に集まり、デルタ・サイの親交を維持する。テディ以外の面々はそれぞれに人生を充実させている一方、テディはアバクロの仕事に対する不満を募らせ、疎外感を味わう。そんな折、ダレンがピートにプロポーズし、二人は即座に婚約する。ピートはダレンとの同居を決め、長らく一緒に暮らしてきたテディに出ていく様に請う。テディは二人を祝福しながらも、内心では悲嘆し、家を飛び出す。

翌日、シェルビー達はマック達の隣の空き家を不動産屋に紹介してもらうが、提示された家賃5000ドルに事欠き、途方に暮れる。そこへテディが元住人と称して姿を現す。シェルビー達はソロリティを始める意向を示し、手持ちが3000ドルある事を明かす。テディはそれを頭金にしてイベントを開き、メンバーを募る事で会費を集める様に促す。テディはシェルビー達に必要としてもらえる事に気分を良くし、カッパ・ニューの指南役を買って出る。その直後、テディは隣家から出てきたマック達と再会する。マック達はテディの真意を測りかね、不安を抱く。

シェルビー達は早速ネットに動画を上げ、メンバーを募集すると、賃借した家で夜中にパーティを開く。マック達は隣家でパーティが行われている事を知って愕然とし、買い手に逃げられる事を危惧する。マック達はシェルビー達に事情を伝え、パーティの重要性に理解を示しながらも、預託期間だけは騒がないように丁重に説得を試みる。しかし、テディはそれを拒否し、パーティを続けさせる意向を示す。

テディはソロリティ成功の秘訣をシェルビー達に伝授する。メンバーは着実に増えていき、カッパ・ニューは毎晩いろんな企画でどんちゃん騒ぎする。騒音に痺れを切らしたマック達は、大学の学部長の元を訪ね、カッパ・ニューの解散を直訴するが、学部長は性差別と非難される事を恐れ、それを却下する。

視察の日が近づき、危機感を募らせたマック達は、シェルビーの父親に働きかけ、寮に戻る様にシェルビーを説得してもらうが、父親が逆にシェルビーに言い包められて不振に終わる。シェルビー達は意趣返しを企て、メンバーを動員してマック達の家に使用済みタンポンを投げつけるなどの嫌がらせ攻勢に出る。

視察を翌日に控え、マック達はジミー、ポーラを交えて作戦会議を開く。マック達はジミーがトコジラミに苛まれている事を知ると、ジミーの服をカッパ・ニューの家に投げ込む。カッパ・ニューの家はトコジラミを駆除する必要に迫られ、使用不能になる。

翌日、マック達の家に不動産屋と買い手夫妻が視察にやってくる。マック達はジミーとポーラに温厚な隣家夫妻を演じさせ、視察を乗り切る。一方、出ていく準備の為にピートの家に戻ったテディは、ソロリティの手伝いをしている事を詰られる。逆にテディは、ゲイである事を親友の自分に真っ先に教えてくれなかった事への不満をピートにぶつける。テディはピートと口論の末に出ていく。

シェルビー達は害虫駆除に資金を費消した事で家賃に事欠き、途方に暮れる。そこでシェルビーは残金を全て使い、メンバーのツテで大麻仕入れ、学園祭で売る事を発案する。テディはそれには商売敵が多いと説く。シェルビー達は商売敵となる売人を警察に密告し、市場を独占する意向を示す。テディはそれが危険だと説き、難色を示すが、シェルビー達は聞く耳を持たず、満場一致でテディをカッパ・ニューから追い出す。

シェルビーの密告により売人達は警察に逮捕される。マック達は検査に合格した事で家を売る目処が付き、カッパ・ニューを排除する術を思案する。テディはマック達に寝返り、協力する意向を示す。テディはカッパ・ニューが大麻を学園祭で売るつもりでいる事を明かすと、大麻を盗めば家賃を払えず、カッパ・ニューを解散に追い込める公算を説く。

学園祭当日、カッパ・ニューは露店で大麻を学生達に売り捌く。マック達はそれを阻止すべく、学園祭に潜入する。テディはステージで鍛え上げたマッスルダンスを披露し、女達を惹き付けようと試みる。カッパ・ニューのメンバーが挙ってステージ上のテディの釘付けになると、マックはその隙を見計らって大麻を袋に詰めて盗み出す。間もなく、シェルビー達はそれに気付くと、総出になってマックを追跡する。マック達はカッパ・ニューの妨害に遭いながらも、大麻を会場から持ち出し、処分する。

マックとケリーはテディの境遇を慮り、ステラの部屋に居候させる。一方、シェルビー達は家賃を払えなくなり、責任を擦り付け合う。シェルビーはマック達が仲間割れを狙っているのだと説き、団結を呼びかけると、仕返しを企てる。シェルビー達は密かにマックとケリーの携帯を操作する事で、二人が仲違いする様に仕向ける。罠に嵌められたマックは、はるばるオーストラリアにまで行く。

マック達が家を空けている間に、シェルビー達は家財道具を全て盗み出し、バザーで売り飛ばす。マック達はソロリティの事を知った買い手夫妻から契約破棄を通告され、解決策として翌日までにソロリティを追い出す事を要求される。一方、シェルビー達は家賃の不払いで立ち退き通告を受ける。シェルビーはカッパ・ニューを守る為に、窮余の策で男を交えたパーティを開く事を決意し、メンバーに理解を求める。

シェルビー達は早速パーティを告知し、その夜、大勢の男子学生が詰めかける。マック達はシェルビー達の思惑を見抜き、皆で協力してパーティを中止に追い込むべく奮起する。間もなく、翌日に出産を控えたポーラが俄に産気づく。テディはパーティに潜入し、酒に睡眠薬を混入すると共に、家の電源を落とそうと企てるが、シェルビー達はそれに備えて予め自家発電を用意しており、作戦は不振に終わる。マックとケリーは頃合いを見て、通報しようと企てるが、それを察したシェルビーが家に侵入して電話線を断ち、更に二人の携帯を盗み出す。マックとテディはシェルビーの罠に嵌り、ガレージの中に閉じ込められる。二人は車のエアバッグを外し、その爆発力を利用して天井の通気口から脱出しようと企てる。ところがその当ては外れ、マックがシャッターに激突してぶち破る事で、二人は辛うじて脱出に成功する。一方、パーティでは男達が乱痴気騒ぎを始める。ベスとノーラはそれに嫌気が差し、シェルビーに離反すると、他のメンバーもそれに続く。シェルビーは皆を制止し、友情が終わってしまうと説く。その様子を見ていたマック達は、仲間割れをさせる事への罪悪感を覚える。そこでケリーはシェルビー達に、諦めては駄目だと叱咤激励し、家より仲間が大事だと思わせる事に成功する。シェルビー達は友情を取り戻すと、男達を追い出し、最後に女子だけの思い通りのパーティで盛り上がろうと呼びかける。

その直後にポーラの出産が始まり、ジミーが病院に連れて行く。程なくして、ファイ・ラムダの面々が駆け付ける。シェルビー達はファイ・ラムダを歓迎し、会費が一気に集まる。テディはピートの元を訪ね、謝罪すると、永遠に変わらぬ友情を説く。ピートはテディと和解し、結婚式の付添人を依頼する。シェルビー達はマック達に会員の殺到で新たに家が必要になった事を明かすと、お礼として家の賃借を申し出る。マック達はそれを快諾し、即座に家を貸し出す。

翌朝、マック達は名残惜しみながらも旧居を離れ、新居に移る。ポーラは男児を出産する。三ヶ月後、ピートとダレンの結婚式にテディが付添人として参加し、ゲイ専門のウェディングプランナーに意欲を示す。ケリーは無事に女児を出産し、四人になった家族の新生活が始まる。

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