チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

アトピックパウダーまみれの私は「粉かけ爺」を拝命して人生を全うする所存です。

いよいよ二月が終わってしまう。今年も相変わらず光陰矢の如し感がハンパなく、つい先日正月を迎えたばかりの様な気がするのだが、そんな私を置き去りにして世の中は目まぐるしく廻っていく。一月の終わりに退居問題がぶり返してヒヤヒヤしたが、今月は難なく終える事ができて安堵した。しかし、まだ予断を許さない状況が続く。昨日はンヶ月ぶりに皮膚科に行き、アトピーのクスリを一揃え処方してもらった。およそ三十年来アトピっ子な私は、もはや治療を完全に諦めているので、いまは症状の悪化を食い止める為のクスリだけで、タヒぬまで持ち堪えようと考えている。クスリさえ使っていれば軽度の症状で済むのだから、治る見込みが無くとも、私は恵まれている方だと考えねばならないだろう。しかし、アトピックパウダーが体から絶え間なく飛散する問題はどうにかしたい。このままでは砂かけ婆ならぬ粉かけ爺である。部屋の至る場所にパウダーが沈着し、空気清浄機でも対応できない。どうしてこんなに皮膚がパウダー化して剥がれてしまうのか。私は実は爬虫類とのハーフで、脱皮の様な現象が起きているのでは無いかと真剣に考えたりする。試みに、南国で真っ黒になるまでカリッと日焼けして、この皮膚がどうなるか実験してみたいのだが、南国に行く機会が無いから妄想止まりだ。