チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

剃毛という煩わしい作業に手間暇をかけるのが億劫過ぎる私は巷の女に敬意すら覚える。

今朝は早く起きるべきだったのになぜかアラームに気付かずに寝坊してしまった。何度も中途覚醒するくせに、起きたい時間には覚醒できないのだからポンコツ過ぎる。ときに、最近になって妙にリアルな悪夢を見る様になったのだが、これは何かの徴候では無いかとそう思えてならない。一度覚醒してもまた同じ夢が続くのがこれまた不気味だ。しかし、朝になるとディテールは忘れてしまっていて、全体をぼんやりとしか思い出せない。これまでの人生で女との交流が皆無に等しいせいか、私の夢にはほぼほぼ男しか登場しないのが哀しい。ときに昨夜は数週間ぶりに下半身の剃毛を行ったのだが、どうにも面倒臭くて日延べを繰り返していたらボッサボッサになってしまったので、それなりに剃り甲斐はあった。それにしても、専用のカッターでざっくりトリミングするだけで、正味20分程度で済む作業なのに億劫で仕方ない。頭髪と違って人目に曝す事がないからついサボってしまうのだ。私の剃毛など一般的な女のそれと比べるべくもないほどいい加減なものだが、それでも女が日々どれほどの労力を体毛処理に費やしているのか想像に難くない。アトピーさえ無ければ、私も永久脱毛に挑戦してみたいところだ。剃毛なんて無駄な作業に、残り少ない余生の僅かでさえも費やすのが惜しい。