チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

遂に腋毛を剃り落とした40過ぎのおっさんはほぼほぼ産まれたての状態に戻った。

サッカーのワールドカップが始まったそうなのだが、私はスポーツ全般に関して全くと言って良いほど興味が無いから、巷の盛り上がりを冷めた目で傍観している。大会自体は決勝まで一ヶ月も続くらしいが、日本がそこまで勝ち残るとは思えないし、このお祭り騒ぎも尻すぼみで終わっていくのだろう。私はスポーツ嫌いというより、スポーツに熱狂している人々が嫌いなのだと思う。特にサッカーのサポーターは他のスポーツファンと比べてもしばしば過激で、その異様さをテレビで見るのもしんどい。こんな感性だから私が社会からドロップアウトするのも必定なのだろう。それはさておき、私は一昨日だったかに宣言した通り、昨夜、人生で初めて腋毛をグルーマーで全カットしてやった。脛毛、陰毛、腋毛の順でカットしたので、現在は先週のカットから少しだけ伸びた頭髪、そして眉毛を除いて、全身から体毛がほぼほぼ消え失せた状態である。誕生から40年余りを経て、真に産まれたての状態に戻ったと言える。しかし、腋毛が無くなってもほとんど違和感が無いのは意外だ。直に触れる腋の感覚が面白くて、何の気なしに手を当てて弄ってしまう。全身のアトピーの状態がもう少し改善したら、体毛という体毛をカミソリで剃り落としてみたい。眉毛も一度は剃ってみたいのだが、さすがに化物っぷりに拍車がかかってしまうから無理だろう。それにしても、世の女の大半が剃毛や脱毛に少なくない時間やカネを費消している事に思いを馳せると頭が下がる。男は化粧も不要だし、なんてラクなのだろう。