チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20181106

北海道胆振東部地震から二ヶ月が過ぎた。私の住む地域はブラックアウトから40時間ほどで電気が復旧したのだが、私自身は孤立無援で何の情報も得られない状況下にあり、場合によっては復旧まで一週間以上かかるのではないかと心配していたから、通電の瞬間は本当に嬉しくて半泣きで快哉を上げてしまった。それにしても電気が全く使えないという状況は、結果的に二日足らずだったにせよ本当にしんどかった。あれ以来、私は想定しうる事は全て起きるという前提で余生を送らねばならないと心を改めた。此度の地震に伴う余震はかなり少なくなってきたのだが、私は今冬のどこかで震度6クラスが襲ってきて、極寒の寒空の下に叩き出される事で、前回とは桁外れの苦境に陥るのではないかと憂慮している。そこで此度の地震直後に、まず手回し充電が可能なラジオを速攻でゲットした。情報を入手する術としてラジオに勝るものはないと確信したからだ。それとLEDランタンが必要なのだが、こちらはネットでずっと在庫切れになっていて、プロパー価格ではなかなかゲットできないでいる。冬が始まる前にどうにかして手元に置いておきたいのに困る。地震について想いを新たにしたせいか、昨夜は震度8の地震が発生して大騒ぎするという夢を見た。実際には震度は7までだから完全なファンタジーなのだが、そこは私の恐れが具現化したのだろう。