チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20181221

いよいよ今年も残すところあと10日になり、年の瀬感をひしひしと感じる。正月を迎える前に、汚部屋掃除をできるだけ済ませておく為に、再びDSへ掃除用品を調達しに出かけた。寒さが緩んで路面は融雪で酷い有様だったが、スノーブーツならオラオラ状態で蹴散らせる。ルンルン気分で帰宅後に、おやつ休憩がてらゲーム・オブ・スローンズの続きを観るべく、PCをスリープ状態から復帰しようとしたら、パスワードが弾かれてログインできないではないか。なんと毎日何度も入力しているパスワードをど忘れしてしまったのだ。ランダムで生成した英数字からなるパスワードで、もう二年近く使っているのに、後半があやふやにしか思い出せず、あれこれ試してみるものの、どれも受け付けない。こんなポカミスでPCが使えなくなるのかと思ったら、絶望の余り、青褪めてキーを打つ手が震え始めた。そこで一旦、冷静さを取り戻すべく、コーヒーを啜りながらおやつを口にした。すると昔、同じパスワードを使うネットショッピングをガラケー経由で使った事を思い出した。セキュリティ上は問題だが、ガラケーは一度打ち込んだ文字列が予測変換に保持されるのだ。直ちにガラケーで確認したところ、最後の二文字が間違っていた事が判明し、ようやくPCにログインする事ができた。30分程度の格闘だったが事なきを得て本当に良かった。『想定しうる事は必ず起きる。』これが先の地震から得た教訓のはずだった。これを機にパスワードを記したメモを保管する事にした。久しぶりに肝を冷やしたが、これから歳を重ねるにつれて、こんなアクシデントが頻発するのだろう。