チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20190707

今日は昼時に図書館へ本の受け取りに出かけ、ついでに遠回りして大型スーパーへ寄ってきた。買い物を済ませてのほほんと帰路に着いて間もなく、住宅街を歩いていたら、後方からゆっくりとパトカーが近づいてきて私の少し前方に停まった。まさかと思ったらそのまさかで、パトカーを降りた二人の警官が私の前に立ちはだかり、刃物などを所持していないか確認させてほしいと言うではないか。なんと大人になって初めて職質を受けてしまったのだ。警官らは私の服のポケットとバッグと財布の中身を全て確認した上で全身のボディチェックを行い、更に免許証による身元照会で問題なしと判断すると、丁重に礼を述べて解放してくれた。もちろん私はやましい事など微塵もないし、あちらは仕事なのだから、おとなしく応じていたワケだが、一瞥して不審人物だと判定された事にショックを隠せず、愛想笑いさえ満足にできなかった。買い物袋を引っ提げたスキニーデニム穿きで坊主のおっさんはそこまで浮いた存在なのだろうか。平日ならまだしも日曜の真っ昼間だ。やはりこの齢で徒歩移動というのは否応なく怪しく見えてしまうのだろうか。生産性ゼロの廃人だし、善良な市民とは言えずとも、努めて人畜無害ではありたいと常日頃から思っているのだがなぁ。この屈辱感は当分払拭できそうにない。