チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20200403

今日は都心部の皮膚科へ出かけたついでに、シネコンで『AKIRA IMAX版』を観てきた。感染のリスクを考えれば都心部へのお出かけは極力控えたいところだが、皮膚科には月イチで通わざるを得ないから仕方ない。通勤時間帯の電車は避けたかったのでちょっと早めに出かけたら、車内ですし詰めにはならない程度で済んだのだが、まっとうな勤労者はこれを毎日繰り返しているのだから本当に頭が下がると思った。皮膚科には診察開始時間前に着いたので待ち時間なしで診てもらい、シネコンには余裕を持って着くことができた。AKIRAはこれまでにも何度か観ているが、スクリーンで観るのは初めてで、しかも4KリマスターのIMAX仕様だから、感染リスクを冒してでもこの機会に観ておきたかった。いまだに根強い人気を保つ作品だから、平日とはいえど公開初日はそれなりに混み合わないか、それだけが心配だったが杞憂だった。30年以上も前の作品だから、リマスターされたと言っても画自体はそれなりな印象だったが、巨大スクリーン+大音響という環境がこの世紀の傑作に新たな息吹をもたらしており、それはもう満足した。最近は分不相応に贅沢してきたし、これにてスクリーンでの映画鑑賞はしばらくおあずけだ。ときに都心部を行き交う人々のマスク着用率は7割ほどといったところだった。みんな洗ったりして使いまわしているのだろうか。マスクは欲しいが、アベノマスクだけは本当に心の底から勘弁してほしい。