チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20200607

今日は昼過ぎに最寄りのスーパーへ買い物に出かけた。帰りに公園を横切ったら、また馴染みの猫が定位置のベンチで寛いでいた。これまでと同じ様になでなでさせてもらえないかとゆっくり近づいていったら、なんと向こうから歩み寄ってきて、私の足元に全身ですりすりを始めたので驚いてしまった。何度も繰り返しすりすりを続けるから、私はなんだか嬉しくなって猫の全身をなでなでしまくったのだが、猫が仰向けになって戯れモードに入った際に爪が当たって手にうっすらと引っかき傷ができてしまった。どこかの飼い猫なのは間違いないが、半分放し飼いみたいなものだから、それなりに野性味があって爪もかなり長く鋭くなっているのだ。なにぶん動物慣れしていないから勉強になった。その後も猫は私の足元から全く離れようとしないので、名残惜しかったがゆっくりその場を離れて帰途についた。猫の真意はわからないにせよ、顔を覚えて遊んでくれる段階には達したようで本当に嬉しい。こんなほのぼのとした感情は生まれて始めてかも知れない。帰宅後はン年ぶりに窓掃除をして、窓際で洗濯物を干せる態勢を整えた。