今日は通勤時間帯にシネコンへ出かけ、本年度アカデミー賞最有力の新作映画『ノマドランド』を観てきた。評判どおりの非常に上質で味わい深い傑作だった。先週観た『ミナリ』に対して、静かな感動を呼ぶという点では共通しているが、こちらの方がもう少しシリアスで、しかしながら作品のレベルとしては甲乙つけ難く、最終的には好みの問題に落着しそうだ。フランシス・マクドーマンドの、実際のノマドワーカーさながらの迫真の演技が素晴らしかった。帰る前に無印に寄って、ボックスシーツを買ってくるつもりだったが、よくよく考えたら近々ニトリでマットレストッパーを買う予定だから、そうなるとボックスシーツはもう不要になるのだった。しかし、マットレストッパーの金がいつになったら捻出できるかまだ不明だ。それまで破れたシーツを使い続けるしかない。