チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ズルズル。

世間様は3連休だが、僕はというと一昨晩から鼻の調子が非常に悪い。くしゃみ疲れで体力が消耗し、その上、延々と鼻水が滴り落ちるもんだから、いつしか脱水状態に陥るのではないかと心配する程である。ちょっとそこらへ外出しようにも、テッシュ箱を小脇に抱えていきたいくらい。こういう症状は決まってアトピーと連動するから、皮膚の状態も悪化してウンザリする。気圧の変化や、気温の乱高下が原因だとは思うが、実際に何がトリガーなのか正確なところは良く分からないからツライ。できる限りクスリには頼りたくないから、寝っ転がって悶々としながら治まるのを待つしかないか。

今年も残すところ2ヶ月を切ってしまったワケだが、こうしてズルズルと年越ししちゃうのかと思うとやるせない。ハロウィーンが終わったら街はクリスマスムードにシフトするのかしら。もう場所によってはツリーが飾ってあったりするが、侘び寂びもあったもんじゃないよ。

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映画鑑賞記

デヴィッド・ウェイン監督作「ふたりのパラダイス」("Wanderlust" : 2012)

都落ちした夫婦が、あるヒッピーコミュニティと遭遇し、そこで生活する様になってからの顛末を描くコメディ作品。

ニューヨークで暮らすジョージ(ポール・ラッド)、リンダ(ジェニファー・アニストン)夫妻は、躊躇った末に、念願だった都心のワンルームマンションを購入する。手狭でとても快適な部屋とは言えなかったが、2人の希望に満ちた新居での生活は始まった。ところが程なくして、ジョージは会社を解雇されてしまい、一方のリンダの個人ビジネスはいつまで経っても軌道には乗らない。稼ぎを失った2人は、止む無くマンションを手放す事にするのだが、折り悪く不動産市場は暴落しており、資産すら残らない窮地に立たされる。2人は、会社経営で成功を収め、アトランタで裕福な生活を送る、ジョージの兄リックとマリサ夫妻の元に身を寄せる事にし、車に家財を積み込み、失意の内にニューヨークを発つ。長距離ドライブの道中、2人が休憩する場所を探していたところ、林道にエリジウムという宿営地を発見する。ヒッピーやヌーディスト達が、都会の喧騒から逃れ、悠々自適に暮らすそのコミュニティは、都会での生活を志向してきた2人にとって、何もかも新鮮だった。住人らの歓待を受け、一泊したジョージとリンダには、心境の変化が起こり始めるのだが・・・。

解雇されたリーマソの夫ジョージと、自作ドキュメンタリー製作etcで自分探しをしている妻が、ニューヨークからジョージ兄の待つアトランタへと都落ちするも、期せずしてヒッピーコミュニティ「エリジウム」と遭遇し、そこで生活を始める様になるというおハナシ。当初、2人はエリジウムで一泊だけして、兄リックの豪邸に到着し、居候生活を始める。ジョージがリックの会社の平社員として雇われる事になるのだけど、このリックが成功者である事を鼻に掛けまくりで、ジョージはブチ切れ。行く宛も無く飛び出した2人は、再びエリジウムに舞い戻るワケですな。個性的なヒッピー達が、自然に囲まれ、半自給自足の生活を送る姿は、一見パラダイスの様ではあった。しかしヴィーガン、ドア無しの生活、フリーセックス等々受け容れなくてはならないルールは多い。とりあえず2週間住んでみて考えようという事になり、ジョージは早々に音を上げる一方、リンダはハマっていき、やがて2人は衝突すると。エリジウム=理想郷を装ってはいるものの、その実、現実社会からの逃避という面もあり、こっそり外界と通じているヤツもいたりして絆は綻んでいく。ドタバタを経て、ジョージとリンダの仲は再生していき、大団円でめでたしめでたしな超展開。しかし、僕はどんどんジェニファー・アニストンにハマっていくな。

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