チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

毎週毎週ワイドナ終わりに松本人志の放言がネットニュースになるのが我慢ならない。

今週は都議選の話題で騒々しくなりそうだ。都民で無い私にコミットできる事は無いのだし、どうでも良いと言えばどうでも良いのだが、自民党や第二自民党の様な都民ファなんちゃらやその補完勢力議席を伸ばすのが尺なのも本音のところだ。別に現有左派勢力がすなわち正義というワケでも無いのだが、都民ファなんちゃらがこれだけ支持を集めるのも理解できない。毎度ふわっとした空気で選挙の帰趨が決まるのを見て失望させられているから、今回の都議選も部外者ながら全く期待していない。寧ろ最悪な事態を想定しておいて、精神的なダメージの軽減を図ろうとすら考えている。それにしてもまだ政権支持率が四割前後を維持しているらしい。これだけ疑惑や不祥事や舌禍が相次いでもこの数字を維持できるのだから、安倍とその取り巻きにしてみれば余裕綽々だろうが、ケンモメンの私としては腹の虫が収まらない。一日も早くくたばって欲しいと切望しているし、願わくば私の瞳の黒い内にそれが実現して欲しい。ときに日曜日の昼に、ワイドナなんちゃらとかいう松本人志がMCの政権擁護番組が放送されているそうだが、毎回その終了直後に松本の放言がネットニュースで取り沙汰されるのが気に入らない。昔は私も彼奴に心酔していただけに残念でならないが、彼奴には早々に第一線から退いて欲しい。

ザ・ブリザード

クレイグ・ギレスピー監督作「ザ・ブリザード」("The Finest Hours" : 2016)[BD]

大嵐に見舞われて沈没寸前のタンカーの乗員を救助すべく、沿岸警備隊のチームが決死の任務に挑む様を描くディザスター・ドラマ作品。

 

1951年11月、マサチューセッツ州ウェルフリート。沿岸警備隊チャタム支局の甲板手ウェバーは、電話交換局に勤務するミリアムと恋に落ち、交際を始める。それからおよそ三ヶ月後、二人は舞踏会に出かける。ミリアムはその場でウェバーに求婚する。ウェバーは突然の出来事に面食らいながらも、ミリアムの希望に応じて二ヶ月後の4月16日に結婚する事を約束すると、規則に従って局長クラフの許可を得る意向を示す。一方その頃、チャタムの北東10マイルを航行中のT2タンカー、ペンドルトン号は大嵐に見舞われ、船体が危機に瀕する。機関士シーバートは艦橋の船長に直ちに入港を進言すべく、連絡を試みようとするが、その矢先に船体は前後に真っ二つに割れる。艦橋の位置する船首側は間もなく沈没し、船尾側の機関室には亀裂が生じて浸水が始まる。

翌日、ナンタケットの東20マイル地点で、T2タンカーのマーサ号が折れて、遭難している事が判明する。クラフはレーダーに表示された二箇所のエコーの内、ペンドルトン号の方を偽エコーと判断する。ウェバーは出勤すると早速、クラフに結婚の許可を得ようとするが、クラフはそれに耳を貸さず、ウェバーに同僚リヴシーと桟橋に行って漁船の繋留を手伝う様に命じる。

ペンドルトン号では残った船員達が、救命艇での脱出を主張する側とそれに反対する側で口論を始める。船を一番良く知るシーバートは、説得を依頼されると、船が長くは持たない事から、汽笛を鳴らし、ポンプで排水を続けながら、浅瀬を見つけて船を座礁させ、救助を待つべきだと訴える。その時、一同は無線でマーサ号の遭難を知り、存在を知られていないペンドルトン号に救助が来る事を絶望視する。一方、クラフはベテラン隊員バングスにマーサ号へ救助に向かう様に命じる。バングスは悪天候で砂州超えが無理だと説き、余所者で地形を熟知していないクラフの指示に反して、安全な迂回コースを取る意向を示す。その頃、岬に住むニッカーソンは、沖合の彼方から響き渡る汽笛を聞き、その方向に微かな船影を確認する。

シーバートは鉄材で即製の舵柄を作り、手動による操舵を取り戻す。しかし、一部の船員達は尚も救命艇を無理にでも降ろして、船からの脱出を図ろうとする。その報せを受けたシーバートは、救命艇を海に捨て去り、たちまち粉々になる様子を見せると、生き残る為には座礁しか術が無いと説き伏せ、浅瀬探しの見張り、汽笛、舵柄、ポンプへそれぞれ要員を配置する様に命じる。

ニッカーソンは桟橋で繋留作業を行うウェバー達に、沖合の船影について伝える。ウェバー達は直ちにそれをクラフに報告する。間もなく、飛行機が上空からペンドルトン号の船尾側を確認する。マーサ号の救助に主要な船が出払っている事から、クラフはウェバーに小型船CG36500で砂州を超え、ペンドルトン号の救助に向かう様に命じる。リヴシーは、ウェバーがおよそ一年前に外海に出られず、漁船ランドリー号を救助できなかった事を論い、この天候では不可能だと説く。そこに居合わせた漁師達もそれに同調し、外海に出ようとして迷った様に見せかけるべきだとウェバーに諭す。ランドリー号の件に負い目を感じるウェバーは、それに応じず、クラフの命令に従う意向を示す。リヴシーが即座に同行を志願し、更にフィッツジェラルドと水兵マスキーが加わり、四人はCG36500に乗って救難任務に出発する。

ウェバーの身を案じるミリアムは、支局に電話が繋がらない事に痺れを切らすと、車で支局へ押しかける。ミリアムは隊員や漁師から事情を聞き、悪天候における砂州超えがいかに危険かを知ると、クラフに対してウェバーを死なせるつもりだと非難し、ウェバーを呼び戻す様に請う。クラフはミリアムを支局から追い払う。気が動転したミリアムは、支局から離れて間もなく、運転を誤り、雪溜まりに車を突っ込ませる。一方、ペンドルトン号では船員達が機関室の排水に追われる。間もなく、船から程近い場所に浅瀬が見つかり、接近を試みるが、その矢先にうねりに煽られて舵柄が破損し、船は漂流を始める。ウェバー達は砂州に向かって直進し、何度も荒波の直撃を受けながらも、これに耐え抜いて外海へ出るが、その際、羅針盤を喪失する。

やがて日が暮れる。ペンデルトン号は、シーバートの的確な判断が奏功し、苦心惨憺の末に座礁に成功する。しかし、間もなくブレーカーが落ちてポンプが停止する。夜道で身動きが取れないミリアムは、偶然車で通りがかったニッカーソンの妹ベアに助けを求める。ミリアムはベアの家に身を寄せ、ベアの夫がランドリー号に乗っていた漁師だった事を知る。一方、ウェバー達は猛威を増す嵐の中、ペンデルトン号の捜索に苦慮する。ウェバー達は無線を受信し、マーサ号の救難に向かったブラウン達が外海に出られない為に、クラフから帰還を認められた事を知る。リヴシーは羅針盤を失い、無線の交信もできない事から、ウェバーに引き返す事を提案する。ウェバーはペンデルトン号を見捨てない決意を示す。

程なく、海水が機関室の吸気口に流れ込み、発電機が停止する。シーバート達は暗闇の中、為す術を無くす。ミリアムはニッカーソンに車を牽引してもらうと、再び支局へ向かう。一方、ウェバー達は遂にペンデルトン号の船尾を発見し、探照灯で照らす。乗員達は小型船に気付くと、甲板に集まり、我先にと降下を始める。リヴシーは乗せ過ぎて操船不能に陥る事を危惧するが、ウェバーは一人として置き去りにする事を拒み、定員12名のところ、救助できた32名を乗せる。最後にシーバートが乗り移り、小型船が離脱した直後に、ペンデルトン号は浅瀬から滑り落ち、沈没する。

ウェバーは支局に交信し、生存者32名を乗せて帰途に就いている事を報せる。クラフはペンデルトン号の北東を航行するポロック灯船に生存者を降ろす様に命じる。ウェバーはクラフが状況を理解できていないと判断すると、命令を無視して、風を頼りに陸を目指す。ウェバーは生存者達に希望があると励ます。一同はウェバーの判断に運命を委ねる。

間もなく、町中が停電する。ミリアムは住民達と同じ様に車で桟橋に出向く。住民達はミリアムに倣ってヘッドライトを点灯し、ウェバー達の帰還を待つ。ウェバーは深い霧の向こうを照らす眩い光に気付き、船が満潮に運ばれて砂州を超えた事を知る。桟橋に帰還したウェバー達を、住民達が歓声と拍手で迎える。シーバートとリヴシーはウェバーの功を労う。ウェバーはミリアムを抱き寄せ、キスをする。二人は改めて結婚の意志を確かめ合う。

四人の決死の救難活動は沿岸警備隊史上、最も偉大な功績とされている。四人はその功績を称えられ、金の救命メダルを授与された。ウェバーとミリアムは結婚し、末永く幸せに暮らした。

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