チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

海底47m

ヨハネス・ロバーツ監督作「海底47m」(" 47 Meters Down" : 2016)[BD]

バカンスでケージ越しにサメが見られるダイビングに挑戦した姉妹が、事故でケージごと深海に沈んでしまい、サメの脅威に晒されながらも、生き延びる為に奮闘する様を描くサバイバル・ホラー作品。

 

リサは妹のケイトを誘ってメキシコのリゾート地へバカンスにやってくる。日中、二人はプールで楽しく過ごすが、ケイトは夜中にリサがテラスに座り込んで泣いているのを見つけ、理由を尋ねる。リサは恋人のステュワートに退屈という理由で振られ、それを恥ずかしくて黙っていた事を明かし、悲嘆する。ケイトは旅行で楽しい女と示す事ができれば、ステュワートを振り向かせられるかもしれないと説き、リサを元気づける為にクラブへ連れ出す。二人はそこでイケメンの二人組ルイスとベンジャミンに出会い、朝までビーチで飲み明かす。翌日、リサ達は再びルイス達と食事を共にする。ルイス達はリサ達を間近でサメが見られるという、一人100ドルのケージダイブに誘う。怖がりなリサは難色を示すが、ダイビング経験があるケイトは興味を示し、写真を撮ってステュワートに退屈な女では無いと示してやればいいと唆す事で、リサをその気にさせる。

翌朝、リサ達は桟橋でルイス達と落ち合うと、ケージダイブを手配する船長のテイラーに迎えられ、アシスタントのハビエルが待つ漁船に移動する。リサは錆びた古いケージを見て不安を抱く。ハビエルが海に餌を撒くと、早速大型のホオジロザメがやってくる。ケイトはサメに怯むリサをなだめすかして説得する。まずルイスとベンジャミンがケージダイブに挑戦する。ケージが水深5メートルに沈むと、サメが旋回を始める。その間、リサはテイラーからエアタンクの扱い方などについて教わる。

ルイス達と交替でリサ達が挑戦する。最初は不安だったリサも、海中の息を呑む美しさに興奮し始める。二人は写真を撮るなどして楽しむ。ハビエルが再び餌を撒くと、間もなく二頭のサメが現れ、ケージを旋回する。その時、ウインチケーブルが滑ってケージがずり落ちる。リサはケイトの意に反して、ケージを引き上げるようテイラーに請う。ケージが水面に達した矢先に船からクレーンが外れる。ケージは急降下し、水深47メートルの海底に叩きつけられる。

気絶したリサはケイトの呼び声で目を覚ますと、パニック状態に陥る。ケイトは呼吸を整えるよう促し、リサを落ち着かせる。ケイトは深すぎて無線の圏外だと悟ると、ケージから浮上して助けを呼びに行こうと決意する。しかし、ドアがクレーンで塞がって開かない為、ケイトはタンク、BCD(浮力調整装置)、更にマスクを一旦外してケージの隙間から外へ出る。ケイトは苦慮の末にクレーンを退かしてドアを開放すると、数メートル浮上してテイラーに連絡し、エアの残量と水深を伝える。テイラーはハビエルが予備のウインチを繋げに行く事を伝えると、ケージへ戻ってサメから身を守り、エアを温存するよう命じる。

ケイトはケージに戻り、リサとハビエルが来るのを静かに待つ。間もなく、船のエンジン音が遠ざかっていくのが聞こえ、二人は置き去りにされるのでは無いかと不安に駆られる。ケイトは再び浮上してテイラーに連絡を試みるが応答は無く、サメに襲われて危ういところでケージへ逃げ戻る。サメはケージに食らいつき、押し入ろうとするが、諦めて去っていく。ケイトは逃げ出そうとするリサに急上昇すれば潜水病になると諭す。リサは海底での死を悲観する。その直後に無線反応があり、二人はハビエルが来たのだと悟る。二人は遠方に明かりを確認するが、一向に近づいてこず、また合図も無い為、リサはエアの残量が少ないケイトに変わってハビエルを捜しに行く。

リサは海底を歩いて進む内にサメの襲撃を受け、岩場に隠れてやり過ごす。 間もなく、リサは崖に出て、底が見えなくなると、泳いで明かりの方へ向かう。ケイトとの無線が途絶える頃、リサは海底から盛り上がった岩場の上に取り残されたライトだけを見つける。リサは方向を見失い、彷徨い泳ぐ内にハビエルと遭遇するが、その直後にハビエルはサメに襲われて死ぬ。リサはハビエルが持ってきたウインチケーブルと水中銃を持っていく。リサはケイトがケージを叩く音で方向を確認し、ケージに戻る。リサはケージにケーブルを繋ぐと、テイラーに無線でハビエルの死と牽引の要請を伝えに行く。

リサがケージに戻って間もなく、牽引が始まる。二人は助かったと確信して喜ぶが、それも束の間、水深30メートルを過ぎたところでケーブルが断裂し、ケージは再び海底に落下する。リサは海底とケージの間に脚が挟まれて動けなくなる。ケイトはエアが直に尽きる事をテイラーに連絡しに行く。テイラーは新しいタンクを降ろす意向を示すと同時に、二本目からは窒素酔いの確率が上がる事から、互いに幻覚を起こしていないか確かめ合い、沿岸警備隊の救助を待つよう命じる。

ケイトがケージに戻って間もなく、二本のタンクが落ちてくる。ケイトはケージの外に出て、エアの残量が尽きる直前に交換する。ケイトはもう一本のタンクと発煙筒を持ち帰ろうとした矢先に、サメの襲撃を受ける。リサはケイトを見失うと、ケージから出ようと決意するが、脚が外れない為に苦慮する。その内にエアの残量が少なくなり、リサはケージの外の水中銃を手繰り寄せようとして、誤って引き金をケージに引っ掛け、掌に裂傷を負う。リサは水中銃の銛でケージの外のタンクを引き寄せ、エアが尽きる既のところでタンクの交換に成功する。

間もなく、ケイトから無線が入り、サメに囲まれていながら、傷からの出血が酷く、更にBCDを食い破られた為に動けないでいると伝えられる。リサは寒さを訴えるケイトに捜しに行くと伝えて励ますと、BCDを使ってケージを浮かせて脚を引きずり出し、ケージから出る。リサはライトに対するケイトの反応を聞き、脚に深傷を負って岩場に横たわるケイトを見つける。二人は発煙筒でサメを退けながら浮上し、テイラーの指示に従って、水深20メートルで潜水病を防ぐ為の減圧停止と窒素放出を始める。その内に発煙筒の火が消え、二人は切り替えに手間取っている内に、三頭のサメに包囲される。二人はタンクとBCDを捨てて必死で海面へと浮上する。リサはサメに脚を咬まれ、更に漁船に引き上げられる直前に下半身に食らいつかれて海中に引きずり込まれる。リサはサメの目を潰して退け、ケイトと共に漁船へ引き上げられる。リサは船の上でテイラー達に応急処置を受けている内に不思議な感覚に陥る。実はリサはタンクの交換直後に窒素酔いを起して幻覚を見ていたのである。リサはテイラーの無線の呼びかけに応答せず、幻覚の中で助かった喜びに酔いしれる。間もなく、沿岸警備隊のダイバーが駆け付け、リサだけが救助される。

f:id:horohhoo:20171215123015j:plain

f:id:horohhoo:20171215123019j:plain

f:id:horohhoo:20171215123023j:plain

f:id:horohhoo:20171215123028j:plain

f:id:horohhoo:20171215123033j:plain

f:id:horohhoo:20171215123037j:plain

f:id:horohhoo:20171215123041j:plain

f:id:horohhoo:20171215123046j:plain

f:id:horohhoo:20171215123051j:plain

f:id:horohhoo:20171215123100j:plain

f:id:horohhoo:20171215123104j:plain

f:id:horohhoo:20171215123110j:plain