チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

目眩。

昨日の朝、起床してみるとボーっとして脳が正常に機能していないような感覚を得た。あの感じは

抗うつ剤の離脱症状にも似ているが、時間的にもちょっと考えにくいし、今のところ原因はよく

分からない。目覚める直前まで何か夢を見ていた記憶はあるのだけど、その内容も全く思い出せない。

お迎えが来たならそれはそれで喜ばしい。でも、中途半端に生き延びて病院で寝たきりの生活を

強いられるのだけはどうしても避けたい。

 

ロン・ハワード監督作「シンデレラマン」を鑑賞。僕のお気に入りの俳優、ラッセル・クロウが主役。

初見だけど本当に良い作品だった。僕の乞食ライフとは比較にならないくらい、貧困に喘ぐ大恐慌時代の

アメリカでボクサーとしての再起を図る男の勇姿。爪に火を灯すような暮らしの中で、子どもたちの

無垢な笑顔がすこぶるかわいい。そして何よりも妻の心からの愛情が切なく涙を誘う。一転して、

リングの上での死闘は巧みなカット割りで魅せ、終始興奮で手に汗握りっぱなし。

こんな映画をもっと観たいね。