チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

融けては凍りつき。

そんな気温の乱高下のせいだぞ!昨日また見事に凍結部で転倒した!しかもアパートの入り口を

出た直後だ!昨日は色々と諸用をいくつかこなさなければならず、往復8キロ程歩くんだよなぁと

躊躇う思いを振りきって出発したのに、両手を強打して一気に萎えてしまったわ。幸い治療中の

腰へのダメージは回避できたので良かったが、もう少し雪融けが進むまで油断は大敵だな。しかし、

これで今冬3度目の転倒。雪国の生活にはまだまだ慣れんなぁ。

 

図書館で借りてきたNスペを観た。硫黄島玉砕戦の話だ。硫黄島から生還した旧日本兵の方々が

吐露する生々しい証言の数々には、只々打ちひしがれる思いだ。それはもう想像を遥かに絶している。

以前、クリント・イーストウッド監督作の「硫黄島からの手紙」を観たことがある。よく出来た

映画だと僕は普通に理解したつもりだった。しかし硫黄島で実際に起きていたことは、映画では

到底描き切れない限界、まさに地獄の様な惨状があったのだと思い知らされた。

 

一方で、時代が代われば僕の様な乞食の分際でも暖衣飽食の恩恵を得ている。そんな自分の卑小さに

やるせなさと、先人の方々への申し訳無さを感じずにはいられなかった。