チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

開花まであと・・・。

2~3日程。平年より1週間近く遅れての桜の咲き始めとなりそうだ。昨日は相変わらず寒風吹きすさぶ

1日だったが、久しぶりに晴れ間も覗いていてそれなりに気持ちよかった。だが体調は何故か下降線を

辿り、久しぶりに出先でトイレに駆け込むという醜態を晒してしまった。いやぁ、本当に危なかった。

和式トイレを使ったのは何年ぶりだろう。なにはともあれ清潔な施設で良かった。こういう危機一髪の

時には、小学生時分に空き地の草むらでやむを得ず用を足したことを思い出す。現在に至るまで

トイレ以外で用を足したのはあの日のあの一度だけだ。背徳感と解放感が綯い交ぜになったあの数分の

出来事がいまも鮮明に記憶に残っている。今後、加齢に伴ってユルくなっていったりするのだろうか?

ますます生きていくことが苦痛に思えて仕方がない。

 

昨日は園子温監督作「ヒミズ」を鑑賞。原作を全く知らないので、どれだけ世界観を再現しているのか

わからないが、園監督らしい刺激的な作品だったように思う。とにかく主演の染谷将太二階堂ふみ

熱演ぶりが凄すぎて、本作の魅力はそれに尽きると言っても良いくらい。絶叫に次いで殴り合い、

最後には涙を流す、その感情の発露っぷりはそんじょそこらの俳優には到底ムリだろうなぁと思わせる

ほどのガチ感に満ちてる。言うなればまさに「気違い」を演じているわけだが、本当に気が触れて

しまわないか観ていて心配になってしまうくらいだ。いやぁ、終始圧倒されっぱなしでストーリー

どころではなかった(笑)。今度は「恋の罪」観てみよう。