チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

脳内トラベラー。

昨夜も明け方近くまで夜更かししてしまった。また昼夜逆転生活に戻ってしまわぬように、ここらで歯止めをかけねばならない。自己管理くらいこぴっとしろし!ってコトで。

ここ数日、何故かまたGoogle Earthにハマってしまって、おもちゃを与えられた子供みたく弄り倒している。そんなワケで、昨夜もやめられないとまらない状態からの夜更かし突入なのであった。きっかけは富岡製糸場世界文化遺産入り決定の一報で、それ以来、世界各地の名所旧跡をまとめたサイトを元に、Earthで電脳トラベルを繰り返している。地理や歴史についてまるで疎いおっさん故に、初めて知る場所ばかりでゲンジツトウヒが非常に捗る。脳汁ドバドバ。全方位写真を撮影して貼っつけてくれてる有志の方々に敬意を表したい。

ただ、おっさんのヘッポコノートPCでは、Earthをヌルヌル動かすには力不足の感が否めないのよね。メモリは食うわ、CPUは悲鳴を上げるわで、Earthを起動した瞬間、ファンがブォンブォン唸り始めて、「あっし頑張ってまっしゃろ?」アピールがハンパない。有名ドコロだと、街並みまで含めてほぼまるごと3Dモデルが完成しているから、あんなのをグリグリこねくり回そうと思ったら、どれくらいマシンスペックいるのかしらんと、そっち方面の興味も尽きない。

南米~アジア~アフリカ方面にかけて一応の探索を終え、今週はヨーロッパ~北米を巡る旅に出かけよう。「旅」と言ってしまったが、おっさんはこの齢までリアルで「旅」というモノをしたことがない。まぁ、「旅」の定義にもよるのだけど、「旅行行くか」みたいななノリで遠出したコトは一度もない。就活とか推しアーのライブの遠征とか、その程度。新幹線は数えるほどしか乗ったことがないし、飛行機なんて30過ぎて初めて乗った程で、当然、海外へ行ったことなどない。間違いなくこのまま日本から出ることはないだろうが、それもやむを得まいて。残念至極。日本のコトすら良く知らないのに、世界に繰り出してもなぁと独り言ちつつ、今日もEarthで自分をグリグリ慰撫するのであった。

 

映画鑑賞記

ピトフ監督作「キャットウーマン」("Catwoman" : 2004)

バットマンシリーズでお馴染みのキャットウーマンを単独でフィーチャーしたアクション作品。ところが、バットマンとは無関係で、ヒロインとしてのキャットウーマンの設定だけ拝借しましたって感じの、オリジナル要素に富んだ内容。ややファンタジー調であり、ノリは軽やか。

冴えない雇われデザイナーのペイシェンス(ハル・ベリー)は、自らの勤務する化粧品会社の新商品に関する秘密を、意図せず立ち聞きしてしまい、殺されてしまう。しかし、エジプシャンマウという猫が彼女に憑依することで、再び命を吹き返すと。猫の特性をその身に宿した彼女は、超人的な能力を発揮し、会社の不正に立ち向かうコトになるワケですな。至ってシンプルなおハナシ。

本作はラズベリー賞を受賞したことで有名だそうだけど、そんなに言うほど悪い作品ではないと思うなぁ。確かに、数あるヒーローモノに比べれば、世界観はこじんまりしているし、キャストも地味目。ヴィランとか巨大な社会悪に立ち向かうゴリゴリの大作SF系とは趣きが違う。それでもハル・ベリーが活き活きと、本物の猫以上に猫を演じきっている様は、観ていて結構楽しい。しかも、あのギラギラしたハードなコスチュームを颯爽と着こなして、鞭をビュンビュン振り回すのだから(笑)そこに迷いや恥じらいなんてモノは露ほども感じられない。見るからに自信たっぷりで、本当に楽しんで演じているんだと思う。結果としてハル・ベリーのワンマンショーみたくなっているけど、コレはコレでいいんじゃないかしら。シャロン・ストーンとのキャットファイトも必見。しかし、スターは歯がキレイだよね。

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