チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密

スティーヴン・スピルバーグ監督作「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」("The Adventures of Tintin: The Secret of the Unicorn" : 2011)[BD]

ジャーナリストのタンタンが、失われた帆船ユニコーン号を巡って、隠された財宝を探す冒険の旅を描くCGアドベンチャー・アクション作品。

ジャーナリストのタンタンは、愛犬スノーウィと共に訪れた蚤の市で、帆船ユニコーン号の模型に惹かれ、購入する。その直後、タンタンは見知らぬ男からユニコーン号に関わらないように忠告を受け、更に模型の所有者と称するサッカリンという男から、模型を譲る様に求められる。しかし、タンタンはそれを拒否する。タンタンは自宅に模型を持ち帰るが、ネコが悪戯をして壊してしまう。

タンタンは模型の秘密を探るべく、図書館に赴き、かつてユニコーン号が海賊に襲われ、財宝もろとも海に沈んだ事実を知る。帰宅したタンタンは、模型が消えているのを目の当たりにし、サッカリンが盗んだのだと睨む。タンタンはサッカリンの住むムーランサール城に忍び込み、模型を発見し、サッカリンに詰め寄る。しかし、それは壊れておらず、タンタンの模型とは別物であった。タンタンが帰宅すると、部屋が荒らされており、何かを探した様であった。タンタンは模型が壊れた際に抜け落ちた、金属製の筒を見つける。中には一枚の羊皮紙が入っており、一片の詩が記されていた。その直後、部屋を訪ねてきた男がタンタンの目前で射殺される。男は蚤の市で忠告を受けた男で、実はFBI捜査官だった。彼はカラブジャンというダイイングメッセージを残していた。

翌日、タンタンはスリに羊皮紙を入れた財布を盗まれてしまう。その直後、タンタンはサッカリンの手下に拉致され、貨物船カラブジャン号の船室に監禁される。そこへ現れたサッカリンは、羊皮紙を差し出すようにタンタンを脅迫する。スノーウィの活躍で監禁から逃れたタンタンは、幽閉状態の船長ハドックと出会う。ハドックはユニコーン号の船長フランソワ・アドックの子孫だったが、酒飲みで風貌からして頼りない存在だった。タンタンとハドックは協力し合い、船からの脱出を図る。タンタンは忍び込んだ無線室で、船の目的地がモロッコのバグハルという町である事を知る。バグハルには3つ目の模型が厳重に保護されており、サッカリンはそれを狙っているのだった。

サッカリン一味を欺き、ボートで海に逃れたタンタンらは、サッカリンの手下が乗り込んだプロペラ機で襲撃される。タンタンが銃で一撃を与え、プロペラ機を不時着させると、タンタンらはそれを奪い、サッカリンに先回りしてバグハルを目指す。ところが途中で燃料が切れ、機体は砂漠のど真ん中で不時着する。辛うじて無事だったタンタンらは、当て所無く彷徨い歩く。その途中、ハドックは渇きで朦朧とする意識の中、祖先のアドックに纏わるビジョンを見る。それは、ユニコーン号が海賊レッド・ラッカムの襲撃に遭い、財宝もろとも海に沈んだ事を示唆していた。

砂漠で意識を失ったタンタンらは、スノーウィの呼んだ助けに救われ、アフガル基地に搬送され、治療を受ける。そこでハドックは再び、アドックに関するビジョンを見る。それにより、レッド・ラッカムがサッカリンの祖先である事、3枚の羊皮紙が沈んだ財宝の在処を記している事を知る。タンタンはサッカリンがアドックへの復讐をハドックに対して行おうとしている事を確信する。バグハルに到着したタンタンらは、サッカリンが招いたオペラ歌手によるコンサート会場に忍び込む。オペラ歌手の声量により、模型を守る防弾ガラスが割れると、サッカリンは羊皮紙を奪取し、逃走する。タンタンらはサッカリンを追走し、激しい攻防を繰り広げるが、羊皮紙は3枚ともサッカリンの手に渡ってしまう。タンタンがカラブジャン号から発信した無線信号を便りに、サッカリンの向かった先が判明する。それは出発した港だった。

タンタンらはサッカリンを待ちぶせし、激闘の末に羊皮紙を奪う。サッカリンはインターポールに逮捕される。三枚の羊皮紙を重ね合わせると、財宝の在処を示す座標が判明。タンタンらがその場所を訪れると、そこはムーランサール城だった。タンタンらは地下の隠し部屋に、アドックの隠したユニコーン号の財宝を発見する。そして、更に大量の財宝が眠るであろう地図を発見し、タンタンとハドックは胸を躍らせるのだった。

 

タンタンの冒険という有名なシリーズ物の漫画があるそうなのだが、僕はそちらの事情には全く疎いド素人で、このCG化した作品で初めて本シリーズに触れた。原作と本作でどうこう比較する事はできないが、それにしても「タンタン」はオリジナル音声ではTintin=ティンティンと発音しているので、まずそれが気になって仕方なかった(笑)まぁ、それはどうでも良いハナシだが、漫画の絵だと少年の印象を受けたが、普通に社会人の青年なんだね。アクションシーンの出来栄えは素晴らしく、実写ではなかなか難しい、手に汗握る演出がふんだんに採り入れられており、そこはさすがスピルバーグ作品だと感心した。サッカリン役はダニエル・クレイグが演じているが、彼の声色は本当に素晴らしい。

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