チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。4年目。

ハチ張り男の憂鬱。

坊主にしてから初めて迎える夏。くせ毛うねり毛のこれまでより圧倒的に涼しげではあるものの、そのまま炎天下に曝されると、アトピックスキンへのダメージが計り知れないので、夏こそ帽子がマストになってくる。昨年まで被っていたキャップを、今年も同じように被っているのだけど、髪がないとどうにも小僧臭くなるコトに気付いた。コレじゃ若作りに失敗したアラホーのイタいおっさんじゃないかと。実に貧相である。見慣れないせいかも知れないけども。

そこでキャップ以外で良さげな帽子を探そうと、オンラインショップをアレコレと巡回して見たところ、良い齢したおっさんにはハット型が相応しいのじゃないかと結論。しかしハット型はキャップ型に比べて、若干値段が張るのが悩ましい。その上、キャップの様にサイズ調整ができないのが痛い。僕はハチ張りアタマで、頭位が62cmの、さながら宇宙人のグレイの様なキモい骨格をしている。思春期の頃、この不格好なハチ張り具合が嫌で嫌で仕方なく、拳でボカスカ叩いたり、万力の様に締めあげたりして、骨格を変えてやろうという愚行に及んだ時期がある。まぁ当然、矯正されるはずもなく。思えばあの頃から、既にココロを病んでいたのかも知れない。

アタマでっかち野郎向けの市場が小さすぎるんだ。一般的な帽子はせいぜい59-60cmまでのサイズしかない。サレオツな帽子なら尚の事、サイズに乏しい。昔、工場勤めを始めた時、作業服と共に帽子を被る必要があったのだけど、一番大きいサイズを選んでもキツキツで、それでも規則上被らないワケにもいかず、我慢して作業をしていたら、小一時間程経ったところで貧血で倒れてしまった。苦い思い出しかないよ、まったく。さあ、宇宙人規格の帽子を探そうか。

 

映画鑑賞記

園子温監督作「地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell?」(2013)

ヤクザの組長が、愛する妻の為に、娘を主演に据えた映画を自主制作しちゃうハイテンション・バイオレンス・コメディ。

武藤組の組長・武藤大三(國村隼)の妻しずえ(友近)が、対立する池上組の刺客を返り討ちにし、殺人の罪で逮捕されてから、服役する事およそ10年。武藤は身を挺して自分を守ってくれたしずえを慮り、彼女のたっての希望であった、女優の娘ミツコ(二階堂ふみ)主演の映画制作を業界人に打診していたのだが、素行に問題のあるミツコのドタキャンにより、その機会を不意にしてしまう。しずえの出所を10日後に控え、是が非でも映画の制作に漕ぎ着けたい武藤は、手下の組員を総動員して映画を自主制作してしまおうと決意する。組を飛び出していたミツコと、通りすがりから事の成り行きでミツコの彼氏のフリをする事になった青年・橋本(星野源)が、武藤の元に連れ戻され、これまた成り行きで何故か橋下が監督を務める展開に。映画に関してド素人の橋下は、偶然発見した連絡先を頼りに、自主映画しか作ったことのないような、ファックボンバーズというグループの主催者・平田(長谷川博己)に協力を打診。これにより、武藤組に池上組まで巻き込んだ、極道映画の制作が始まるのであった。

主要な演者は國村隼堤真一長谷川博己星野源二階堂ふみ。個性的でアクの強い面々が繰り広げるハイテンションな演技に胸焼けする(笑)。個人的には、星野と二階堂の絡みが、ヘタレ男とツンデレ女の取り合わせの妙で非常に愉快だった。星野はこういううだつのあがらなそうなヘタレキャラが良く似合うね。僕の様な非モテ系にも親和性があるというか。実際は多才のカリスマらしいけど、そのギャップがまた良いんだわ。二階堂は谷間をがっちり作って、そのセクシーぶりを遺憾なく発揮。もはや園組の代表格ですな。力技で押し進む荒唐無稽なストーリーの中に、しれっと伏線を仕込んで、後で鮮やかに回収。最後は血まみれで園作品らしい結末。いやぁおもろい。

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