チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

今年のクリぼっちもケーキを買わずにひっそりと終えていきそうな予感というか確信。

あと三週間で正月が来てしまう。やはり師走は時間が過ぎるのが速い、というより単に私が齢を食ったからそう感じるだけかしら。今日は低気圧のせいで暴風雨が吹き荒れる荒れ模様になっており、降り積もった雪が無残にも融けまくっていた。この気圧の急降下のせいで腹にガスが溜まって苦しい。便所で気張ってウンコを放り出してもこのガス溜まり感は解消されなかったので、布団ミノムシになって夢の世界に逃避してしまった。このまま目覚めなければいいのにそうは問屋が卸さないから困ったものだ。しかし、もし仮に布団ミノムシのままタヒんだとしたら、私の体はどんな感じで朽ちていくのだろうか。暖房が付いていなければ腐らずにミイラ化するかも知れない。そちらの方が処理する側からすれば圧倒的に楽だろう。自分がタヒんだ後の事なんてどうでも良いと言ってしまえばそれまでだが、さはさりながら迷惑を最小化したいという気持ちも働いてしまう。ときに二週間足らずでクリスマスだが、例年ブンイレのかまくらを買ってきた私は、物欲に費消する金を捻出する為に今年も昨年に続いてケーキを買わない事にした。普段よりやや高めのスイーツに缶ハイボールとスーパーのチキンを食し、明石家サンタを見た後、巷のリア充カップルに呪詛を放ちながら眠りに就くという、往年のパターンでクリぼっちをフィニッシュしようと思う。こんな風にでもクリスマスを過ごせるのは最後だったりするのかも知れない。