チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

冬の扇風機。

僕の部屋にはベランダがない。そして窓の外には鬱蒼とした雑木林があり、

ほとんど日が差さないどころか夏場ともなれば多くの虫が飛散している。

冬は冬で雪と氷で閉ざされる極寒の世界となる。

 

何が困るって洗濯物なのだ。年がら年中、部屋干しすることになるのだが、

無造作に干しておこうものなら生乾きになってしまう。特に厚手の物。

そこで活躍するのが扇風機。冬でもお構いなく稼働させる。

換気を行いつつ「強」運転でブォンブォンに回して、洗濯物に容赦なく風を浴びせる。

狭い部屋を風が対流することで、非常に寒い思いをしているがやむを得ない。

そして・・・うるさい。自然乾燥に移行するまで3時間近く、その状態が続く。

 

今日はそんな「いつでもフル稼働」を強要している扇風機を労る思いで手入れしてやった。

年末年始も頼むよ、ブラザー。

 

暖房の温風とのカオスを苦々しく思いながら、ベランダとかバルコニーのある部屋に

住んでみたかったなあ・・・と叶わぬ夢に思いを馳せる乞食のおっさんであった。