チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

スカメにため息。

昨日、久しぶりにリクナビのプライベートオファーメールが来た。中堅でなかなか面白そうな企業で

正直浮き足立った。だが、どう考えても僕の現状を鑑みると採用されるワケがない。僕の年齢を

確認してのことだろうか、そしてそれ以前にいったいン年ブランクがあると思ってるんだろうか。

そこんとこは登録してあるレジュメを見ればはっきり分かるはずなんだがなぁ。プライベートオファーと

いうのは四の五の言わずに面接に来いってヤツで、こちらが応募さえすれば半ば自動的に面接決定だ。

このご時世に交通費は全額支給とのこと。僕のアパートからドア・トゥ・ドアで飛行機と電車を

乗り継いで往復7万近くかかるわけだが、どれだけザル勘定なのだろうと逆に心配になる。というのも、

これと同じケースで1年以上前、ある中堅企業の面接にお呼ばれしたのだが案の定後日丁重にお祈りが。

そこでは交通費とさらにホテル代まで支給してもらったが、往復で6万円程だった。僕みたいなのが

来てさぞ担当者は後悔しただろうなぁと、今でも少し心苦しく思っている。もはやリクナビの登録

企業なんかに相手にされるスペックではないということは十分承知しているが、DMならともかく

オファーは向こうが少なからずレジュメを見て対応しているだろうからなぁ。まぁ、いろいろと

考えるまでもなく今回のオファーはご遠慮ということで。余りにも申し訳なさすぎて、罪悪感すら

抱いてしまうからね。はぁ、社会復帰したいよなぁと漠たる思いで昨日もハロワに行ってきた乞食の

おっさんだった。ため息しか出ない日々は続く。

 

昨日は図書館で借りてきたNスペ「パールハーバー 日米の運命を決めた日」を鑑賞。20年以上も

前に放送されたものでさすがに時代を感じさせる。当時を支配する言論空間の様子を垣間見る

思いだった。日米のパールハーバーにおける当事者達の証言の数々と、攻撃の様子を収めたモノクロの

映像により構成。良くも悪くも現代より少し踏み込んだ直情的な表現が目につき、逆に新鮮に

感じられる部分多数。また宮澤元総理やパパブッシュも証言者の一人として登場し、作品としての

重みを増している。「運命を決めた日」というタイトルに偽りなし。大変勉強になった。