チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

なんやそれわろてまうわ。

ネットは選挙一色やわぁ。基本NHKを付けっぱにしているので、政見放送をひと通り観る機会があったのだが、突っ込みどころが多くてモヤモヤする。そしていつまであんな時代錯誤な手法を続けるのか、全くもって理解に苦しむ。ところで維新のあの噴飯物の構図は誰が発案したんだろう。ハシゲと石原爺さんが見つめ合うという、もう出オチ感たっぷり、リアルでコーヒー吹いたwwwな画作りなのである。アレを観て違和感を覚えないヒトが果たしているだろうか。他方、ジタミは不仲が取り沙汰されているアベシと進次郎が並んで、一枚岩をアピールしとくか的な魂胆見え見えの浅慮極まる作戦。こんなの観てhshsするのサポーターくらいだろ・・・。というか政見放送って投票の判断材料としてどれくらい有益なんだろって話。いくら選挙直前にあらんばかりの美辞麗句を並べ立てられても、選挙が終わればハイ、それまでよで、次の改選まで人生安泰、悠々自適の議員生活が約束されるんだもんなぁ。胸糞悪っ!しかし安楽死党はもう少しなんとかならんものか。どこでもいいから公約で安楽死制度を謳ってくれよなあもう。生きるのがつらいぜよ。

昨日はスティーブン・ソダーバーグ監督作「トラフィック」を鑑賞。アメリカ-メキシコ国境を股にかけた、麻薬密売組織の摘発に挑む米当局の苦闘ぶりを、多面的な切り口で描くドラマ。重厚長大なテーマを、絡み合う3つの異なる視点から描くという、かなりユニークな作品。視点ごとに画面の色調や画質を違えるという凝り様はさすがソダーバーグ。麻薬の流通ってのは、ニワトリタマゴの様なモノで需要と供給のどちらを叩くかって話になるんだよねぇ。本作もその辺には言及しているが、マーケット自体が巨大過ぎて、対策には莫大な予算が必要ってことになり暗澹とさせられる。ほんの少しだけ救いのあるラストが、逆に無常感を演出している様に思えた。