チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

あー夏休み。

チョイト終わらないでぇナントカナントカ←この辺からワカラン(笑)。Uターンラッシュがどうこう喧しいってことは世間様の盆休みも終わりか。僕なんか盆休みが取れるような優良企業では働いたこと無いぜぇ。その結果が「毎日がエブリデイ!」のGMKZ乞食なんだけども・・・。そもそもそんな大型連休もらっても、わざわざ激混みするような期間に遠出する気にもならんな。ナニが悲しくて示し合わせたように民族大移動の列に加わらにゃならんのよ。平日は通勤ラッシュ、休日は帰省ラッシュとか苦行すぎるわ。高速道路の渋滞に至ってはもう現象論的にイミフすぎないか?わざわざ金払って高速乗ってんのに。「渋滞学」なる学問が存在するくらいだから、トウシロが考えるほど容易い問題じゃないんだろうが。さも大型連休の風物詩と言わんばかりのこんな状況が、いつまでアタリマエの様に続くのかしらん。ま、そんなリア充諸氏の惨状を眺めつつほくそ笑んでいる僕は、これからも死ぬまで底辺を這い蹲るに違いないよね、うん。あー、裏山C。

昨日は西川美和監督作「夢売るふたり」を鑑賞。人生の再起の為に、結婚詐欺にのめり込んでいく夫婦の悲喜こもごもを描いた作品。意外と評価が分かれる作品らしいが、個人的には非の打ち所がないくらいの傑作だと思った。結婚詐欺を「夢売る」とはホント良く言ったもんだ。松たか子の艶かしい演技が存在感たっぷりで素晴らしいね。このヒト、生来的にそうなのか知らんが、ダークサイドの役の方がしっくり来るわ。要所要所で心情の微妙な変化を雰囲気に託して伝えてくるから、次にどんな展開が待っているのかと結構ドキドキして楽しかった。詐欺の対象となる女性達の描き方が程よく丁寧で、それぞれの群像劇の様ですらあり、監督の力量にも脱帽。僭越ながら、僕が邦画に求めるのはこの作品の様な鑑賞後感なのですよっと。