部屋の湿度56パーセント。大体50~55パーセントを維持するようにしているが、ガスFFを付けると乾燥は避けられない。40パーセント台で危険領域突入。肌はバリバリ、粉ふき芋どころかペロペロめくれていく始末。こぼれ落ちた皮膚屑が床に溜まっていくのを見るのが辛い。頻繁に掃除機をかけるも、すぐに屑まみれ。こんな床だから俗に言う3秒ルールなんてありえないワケで、誰かと共同生活などできるはずもないし、現に経験したことがない。畢竟、アトピっ子の憂鬱である。発症してこの方30年、時を超え、場所を変え、この皮膚屑に悩まされてきた。これでメンタルに異常を来さないヒトが果たしているだろうか?床に限らず、服も悩みどころで、黒だとか紺だとかの濃色系のインナーなど着た日にはそりゃもう酷い有り様。いざ脱がんとする時に目を覆いたくなる現実を突きつけられる。裏地に真っ白な雪化粧。トンネルを抜けると雪国であった的な郷愁など微塵もありゃしない地獄絵図。そりゃ保湿クリームを塗りたくっても気休め程度にしかならないさ。はぁ、死にたい。おっとイライラが募って勢いに任せて書き殴ってしまった。どうかしら、ジャミラ男子の今日の嘆きっぷり。ま、手足の肌荒れの方は、ユースキンさえ塗っとけば安定した状態を保てるのが救いかな。
冬のマストアイテム、ユースキンA。
足は靴下を履き、就寝時は完全武装して臨む。寒さも和らげて一石二鳥。
映画鑑賞記
ケヴィン・マクドナルド監督作「ラストキング・オブ・スコットランド」
おっさんのお気に入りの一作をBDで初視聴。舞台は1970年のウガンダ、時のアミン大統領の独裁ぶりを若手医師の視点で描く、実話を題材にした物語。フォレスト・ウィテカーがこのアミンを熱演しとるんですなぁ。これが凄い説得力。アミンの人となりなど詳しいことは知らないのに、ウィテカーの一挙手一投足、そして台詞回しの巧みさ故、彼がアミンなのだと錯覚してしまうほど。一方で本作の主役はジェームズ・マカヴォイ演じる架空の新米医師ニコラス。こいつが見るからにチャラい。若者特有の万能感って言うのかねぇ、医師になったことで昂揚し、軽いノリで単身ウガンダへ乗り込むも、あれよあれよとアミンの主治医にさせられてしまう。そこで見るウガンダの現実とアミンの実像。ウガンダの中枢にどっぷりハマってしまった彼は、時既に遅し、帰りたくても帰れないのだった~って感じのお話。粛清や処刑などそれなりにおぞましいシーンもあり覚悟は必要。しかし独裁者ってのはどうしてこう、どいつもこいつもステレオタイプな感じなんだろうねぇ。ニコラスが言い放った「あなたは子供だ」がすべてを物語ってますな。