チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

鈍色の週末。

昨日もいろいろと悩み事は尽きず、一日の大半をほとんど不貞寝して過ごした。三が日はこんな調子であっという間に終わってしまったわ。寝ている間は気持ちが安らぐのだけど、目が覚めた瞬間から背徳感や焦燥感が綯い交ぜになった、毒々しい感情に苛まれて死にたくなる。世間様は週明けからの仕事始めに備えて、そろそろ気を引き締め直す頃かしら。おっさんもそんな人間の一人だったんだけどなぁ。

特に理由はなく、あうの看板。このロゴも見慣れたせいか、違和感を感じなくなったな。今年こそ新機種に期待したい。スマホよりガラケーがいい。折りたたみよりスライド式がいい。

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映画鑑賞記

オリバー・ストーン監督作「ウォール街」("Wall Street" : 1987)

アベノミクスで株式相場が沸いている現在、この名作を初めて鑑賞してみた。80年台のニューヨーク、若手証券マン・バドが一攫千金を夢見て、大物投資家ゴードンに接近し、彼の元で仕事を請け負うことに。しかし結局はインサイダー取引に利用されるのみで、財を成すも、所詮、それは砂上の楼閣。高潔で男気ある父親に咎められ、既のところでゴードンと袂を分かつ、と。おっさんは株式市場についてド素人だが、劇中登場する端末や取引の様子を見ると、ミリ秒を争うオンライントレードが主流の現在とは、時代どころか次元の違いすら感じますな。現在の視点に立てば、ありふれた話でも、当時はまるで違ったんだろうことが容易に分かる。しばしば「濡れ手で粟」と称される投資業だが、本作におけるゴードンの仕事ぶりは、必ずしもその様に見えない。キビキビと矢継ぎ早に指示を発し、世界を股にかけて勝負するギラギラと輝く男。"Money never sleeps."や"Greed is good."など、後世に語り継がれる程の名言も多数。監督の意図に反して、ゴードンに憧れ、投資家の道を志す若者が続出したのも頷ける。これじゃ、バドは姑息な生き方を選択する卑小な人物にしか映らないわな。さて、新作の「ウォール・ストリート」(2010)ではゴードンはどうなっているのか、観るのが楽しみ~。

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