チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ネンドマツデスネ。

昨夜は腰痛と腹痛のコンボで寝付けず、というか眠る気になれず、遣る方無しに悶々と夜更かししてしまった。今朝もまだ下腹部の痛みが収まらず、そろそろお迎えが来るのかしらんとか、淡い期待を抱いてみたりするワケで。おいコレ、がんじゃなかろうかと。まぁこれもまた心因性由来の痛みである可能性が濃厚であり、ここ数日の気温上昇ぶりに起因するのものだと結論づけるコトにしたが。そう考えると春ってのはマジファックな季節だと改めて毒づきたくもなる。先日、末期の大腸がんで余命を宣告され、最後は亡くなっていく女性の映画を観たばかりなのだが、僕は彼女の様に周囲の環境に恵まれた存在ではないにせよ、あんな感じのポジチブな最期を迎えるのが理想である。個人的には延命治療とか、何が悲しくてそこまで生に執着するのか理解できない。おっさんが底辺しか経験していないからかねぇ。これは極めて独善的な考え方だが、僕は長生きが美徳の様に持て囃される社会を到底肯んじえないのね。人口の半数が高齢者みたいな社会が、はたして人類の志向すべき未来なのだろうかと。こんなコト、リアルで言ったらフルボッコにされんだろうなぁ。あーあ、春なんか来なきゃいいのに。

 

映画鑑賞記

水田伸生監督作「謝罪の王様」(2013)

お馴染み水田×クドカン×阿部サダヲの痛快コメディ作品。東京謝罪センター所長の黒島(阿部サダヲ)が、助手の倉持(井上真央)と共に、依頼人の要請を受け、謝罪のなんたるかを手解きし、それぞれの案件を解決に導く的なストーリー。セクハラで訴えられちゃた男、息子の暴行騒動で謝罪会見に臨む芸能人夫婦etc... ケースごとにオムニバス形式の様な構成になっているのだが、前後で時系列が巧みに交差し、幾重にも伏線が張り巡らせてあるので、最後の最後でそれらがバシッと繋がる感じは実に心地よい。随所にクドカン節が効いており、ニヤニヤしながら一人でツッコミながら楽しく鑑賞した。キャスト陣はなかなか豪華な顔ぶれで、その中でも特筆すべきはやはり井上真央。帰国子女でちょっと浮世離れした感性の女を演じているのだが、仏頂面でキツめな役どころに巧くハマってて萌える。というか彼女の魅力で、この作品の半分程度が構成されているといっても過言ではないかも。ところで、コノザマさんのレビューを見たら、作中の表現にセンシティブに反応された方が少なからずいる様で評価はイマイチ芳しくない。まぁ言われてみればそうなんだけどねぇ。おっさんが鈍感なだけかしら。あとEDのE-girlsごめんなさいのKissing You」も良かった。コレにも否定的なヒト多いのだろうけど。

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