チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

マナー今昔。

昨日は鬱々と惰眠を貪ってしまい、結局部屋から一歩も出なかったから、どの程度雪が積もっていたのか分からない。 そろそろスノーブーツからスニーカーに履き替えたいのだけど、もう少し辛抱すべきかしら。貧乏性故に底が磨り減るのが気になって仕方ないんだわ。路上に雪が無くなるとアスファルトやコンクリの上を歩く頻度が高まるワケで、敢えてまだ雪が残っている方へコース取りなんかしてみたり。ケチくさっ!どうでもいいのだけど、「ながら歩き」してる人が目について仕方ないんだよね。具体的にはスマホ見ながら~とか音楽聴きながら~とかなんだけど、危なっかしいしそれ以上に邪魔だからそろそろ軽く規制して欲しかったりする。ドア・トゥ・ドアのなんでもない距離まで、わざわざ音楽聴いて歩かなきゃならんもんかねぇ。ま、かくいう僕も若かりし頃は通学・通勤時に似たようなコトやってたんだけどさ。手前勝手は合点承知の助。ちなみに歩きタバコとかマジ論外だから。このご時世にまだ吸い殻を普通にポイ捨てする輩がいるんだけど、いったいどんな神経してんのかしら。積み上がった排雪に平然と突き刺して去っていく輩も絶えない。勝手に自然分解されるとでも思ってんの?理解に苦しむ・・・

 

読了記

「昔はよかった」と言うけれど: 戦前のマナー・モラルから考える

 某政党によく見受けられる復古主義者などは、とかく「昔はよかった、それに比べて今ときたら~」的な論陣を張りがち。では実際に、その昔の日本人のマナーやモラルはいったいどんな状況だったのかということを、当時の新聞や文献等を紐解きながら検証しているのが本書。扱っている事例は主に20世紀初頭、戦前に当たる時期で近代的な生活スタイルが少しずつ浸透し始めた頃の物。教育勅語だとか礼法要項が登場する時代であり、昔は素晴らしい教えがあったものだなぁと今昔の感に浸るのは早計。逆に言えばそういう物で規定しないと収集が付かない程、国民の道徳意識は希薄だったのだと実感。いやぁ、本当に酷い・・・。一昔前ってこんな有り様だったのかと愕然とする(笑)当然ながら、サービス精神やホスピタリティを会得した現代の日本人の方が、一般論で言えばマナーやモラルの水準が高いのであって、一部の極端な事例だけ論うのは、木を見て森を見ずでしょうなぁと。ところが先入観だけで突っ走っちゃうのが政治家なのよねぇ。ま、今もおかしなヤツらはいますがね。

「昔はよかった」と言うけれど: 戦前のマナー・モラルから考える

「昔はよかった」と言うけれど: 戦前のマナー・モラルから考える

 

 

映画鑑賞記

アレックス・プロヤス監督作「ダークシティ」("Dark City" : 1998)

夜しか訪れない架空都市ダークシティという街を描いたSF作品。このダークシティは、チューンという能力を持った全身黒ずくめの集団「ストレンジャー」が影で支配しており、毎日0時になると人々を眠らせて、なにやら実験を始めるワケです。曰く、その実験というのは、人々の脳から記憶を消したり、あるいは逆に刷り込んだりと、そうやって記憶の入れ替えを行って、人間の変化する様子を観察しているのだと。主人公のジョン・マードックルーファス・シーウェル)もまた眠らされ、記憶を入れ替えられている最中だったのだけど、途中で覚醒。彼は人間なのに、何故かストレンジャーをも凌ぐチューンを扱える存在だと判明する。本当の自分は誰なのか?ダークシティとは?ストレンジャーの目的とは?虚実も定まらぬままに、マードックは真実を求めてダークシティの果てを目指す、と。通好みの作品らしいけど、なんかこうB級かなぁという印象。ストレンジャーのアクが弱いんだな。

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