チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

初夏でしょか2014。

昨年の今時分も同じタイトル付けてたんだわ(笑)。全く成長していないってコトよね。まだ5月だってのに、どこまで暑くなるのかしら。来週は更に気温が上がりそうで、さてどうしたもんかと早くも狼狽気味。そうかと言えば、夏はエルニーニョで冷夏の予報が出ているワケで。

夏用の衣類を引っぱり出して衣替えのスタンバイをさせておく必要があるし、布団を厚手から薄手に切り替えるのに伴い、コインランドリーに足繁く通わなきゃならない。そのコインランドリーには冷房が無いため、蒸し風呂みたいな環境で、これまた考えただけで萎える。衣替えといえば、冬物衣料をクリーニングに出したら、またカネが飛んでいった。いっぺんに出すと、資金繰りに支障を来すから毎月少しずつ処理。モノを所有するってコトは、維持し続けるコストとセットなんだと思い知らされる。逆にこういう時でもないと自覚しないから困った野郎だ。それでも物欲から逃れられない僕は、舌なめずりをして今日もネットを徘徊する。右手人差し指の罪深さよ。

ときに、昨日は諸々の手続きのために、久しぶりにお役所に行ってきた。1年ぶりくらいのご無沙汰だったのだけど、まぁ大きな変わりもなく、どこもクールビズな感じで。淡々と業務に臨む職員さん達を見るにつけ、僕もああいう場所で働く公務員を目指せば良かったと、切実に思うんだよね。もちろん自分にその適正があるのか分かったもんじゃないけどさ。

愚にもつかないコトを書き並べたところで、ごきげんようさようなら。

 

映画鑑賞記

マーティン・スコセッシ監督作「ウルフ・オブ・ウォールストリート」("The Wolf of Wall Street" : 2013)

1980年代後半から1990年代にかけて、ウォール街の狼と呼ばれ稼ぎまくった男、ジョーダン・ベルフォートの回想録を基に、欲望渦巻くウォール街における、株式ブローカーとしての彼の狂乱の半生をコメディタッチで描いた作品。

投資会社に入社し、ブローカーとしてのキャリアを歩み始めたジョーダン(レオナルド・ディカプリオ)。成功を夢見たのも束の間、ブラックマンデーウォール街を襲い、会社は即座に破綻、彼は失職してしまう。成り上がり欲の強い彼は、そのままで終わる事を良しとせず、部下となる人材を集め、自ら投資会社を創設。類まれなる勧誘の手腕を発揮し、投資詐欺や違法取引を主体的に行う事で、莫大な利益を計上し、会社の規模は一気に拡大。新興企業としてウォール街で頭角を現す。以降、カネ、女、ドラッグにどっぷり浸かり、我が世の春を謳歌するジョーダンの狂乱の日々は続いた。しかし、その様な巨額で派手なカネの動きを金融当局やFBIが見過ごすはずもなく、ジョーダン始め彼の部下達は捜査及び監視の対象となる。捜査当局の手から逃れんと、側近の部下達を総動員させ、手練手管の限りを尽くすジョーダンであったが、楽園の終わりはすぐ傍まで来ていた。

純度100%、徹頭徹尾ディカプリオ劇場なワケですよ。それはもう並々ならぬ力の入り様で、ここまでやってもオスカー取れなかったんだから、実に無念じゃないかと。じゃあどうやって取ればいいのかしらね!プンスコ!丁度3時間という長尺の割に、作品の密度が濃ゆいから途中で全くダレない。寧ろもう少しの間、ディカプリオの演じるジョーダンを堪能していたいくらいだった。SEXとドラッグの描写はかなり際どく、文字通り酒池肉林の世界が繰り広げられまくり、R18指定も納得のデキ。天性の人心掌握術で人をアジる一方で、ラリって腰振ってどんちゃん騒ぎのジョーダン・ベルフォートを他に誰が演じられるものか。まさにディカプリオの新境地。あくまでフィクションという事で、どこまで実話ベースなのか判らないけれど、いかにもメリケンだよなぁっておハナシ。最高に面白かった。

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