チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

しっとりからのべっちょり。

引き続き体調は優れず。本調子に戻るまで今しばらく時間が掛かりそうな感じ。もっとも本調子に戻ったところで、どうなるってコトもない身分なワケで。いやそもそも、この数年の間、本調子だった事なんてあるかという、そもそも論に立ち返ってみたくもなるアラホーの惨状がただただ哀しい。割とマジでどげんかせんといかんですよ、コレは。そうやって病み上がりに怪気炎だけは吐いてみるのだった。豪雨被害で大変な思いをしている人が大勢いる一方で、乞食のおっさんが安穏とこの体たらくですよ。情けなや。

とまれ、まあ普通に起き上がれるくらいにはなったので、平日らしく諸々の雑事をこなしていく必要はあるのだけど、どうにもこうにも蒸し暑くて堪りませんな。至る所がしっとりを通り越して、じっとり、更にはべっちょりな按配でもう発狂しそう。ベッドがべっちょり、クッションがべっちょり、座布団がべっちょり。絞ると高純度のおっさん汁が滴りオチそう。壁や床はまだしっとりをキープ。でも便座なんかはすでにじっとり圏内。放っておくと湿度は70%めがけてアンストッパブルだから、除湿で食い止めるも、下がってせいぜい60%。自然に抗うことの愚かさを痛感してやまない。

当地でも今夜辺りからしばらく大雨が続くらしい。べっちょりの次は・・・ぐっちょりかな。足りないオツムが、更に回転を鈍らせたがために、斯様にくだらない消防フレーズまみれになったことを恥じる。

 

映画鑑賞記

アダム・ウィンガード監督作「ビューティフル・ダイ」("A Horrible Way to Die" : 2010)

シリアルキラーに追われる元恋人の女の逃避行を描くスリラー作品。

看護師のサラはかつてタリルという男と恋愛関係にあり、同棲までする親密な仲だった。ある時、サラはタリルが猟奇殺人犯である証拠を掴んでしまい、警察に通報、タリルは連続猟奇殺人犯として収監される。サラは証人保護制度により、新たな地に移り住むことになったのだが、アルコールに溺れ、病院に勤務しながらも集団セラピーに通う日々を送っていた。そこで出会ったケビンと親しくなり、次第に打ち解けていくのだが、そんな折、タリルが護送中に脱走を図ったことが報道される。自分を殺しに来るのだと戦慄するサラ。果たしてタリルの真の目的とは?

終始いまいちパッとしない展開にやきもきしながら、最後の最後でオチが分かると「あーなるほどそういうことね」って感じの、ネタバレあかん系猟奇モノスリラー。確かにオチは意外だったのだけど、そこまでは退屈だったかなぁと。あと、カメラワークがぐにゃぐにゃというかもわもわというか、延々とフォーカスが微妙に合わないのが気になりまくる。意図してやってんのか、カメラマンの力量のなさゆえなのか、そこは知る由もないが、もっとメリハリの効いた映像の方が良かったと思う。

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