チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ぼっちで #きっと星 。

まずネタバレなし宣言。

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昨日は映画館で話題作「きっと、星のせいじゃない。」("The Fault in Our Stars")を観てきた。甲状腺がんを患い、肺に転移した事で酸素吸入器が手放せない17歳の少女ヘイゼルと、骨肉腫を患い、転移を防ぐために右脚の膝から下を切断し、義足で生活する18歳の少年オーガスタスの、ロマンチックラブストーリーである。ここまでガチの恋愛映画を映画館で観るのは初めてだったし、アラホーで恋愛とは無縁なぼっちのおっさんなんか場違いじゃないかしらとは思ったのだが、がんと生死というテーマが興味深かったので、是非観ておきたかった。平日で時間が時間だったので、客は10人もいなかった。ちなみに今回はポイントが貯まっていたので無料での鑑賞だった。

内容は予想以上に素晴らしく、しっかりした脚本も去ることながら、ヘイゼル役のシャイリーン・ウッドリーと、オーガスタス役のアンセル・エルゴートの演技力に舌を巻いた。この2人は直近の「ダイバージェント」でも共演しているが、そちらを観た時はここまで地力のある俳優だとは思わなかった。2人のやり取りは、セリフの1つ1つがウィットに富んでいて、ティーンにしては随分キザだなぁと思ってしまったが、演技力が説得力を増していて、圧倒されてしまった。「タバコを咥えて火を付けない。殺す力を与えないっていうメタファーさ。」こんなセリフ、サラッと口にするんだもんなぁ。男でも惚れるぜ、エルゴート。後半、おそらくそうなるだろうなぁという展開となり、さすがに号泣には至らなかったが、常に死を意識して生活せざるを得ない2人でありながら、そこから放たれるメッセージは前向きなモノで、鑑賞後感は頗る良かった。それにしても、将来有望な若手俳優がいっぱいだ。

恒例の鳩ぽっぽ定点観測。じっと観察していると寄ってくるのがかわいい。雪の上についた足跡がこれまたかわいい。

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ハロワに寄って、月初めの新着求人をチェックした後、無印でカーテンの最終下見。ビックカメラで、お目当てのWiMAX 2+モバイルルーター新機種のモックを見つけたので、ちょっと弄ってきた。スタッフが近寄り、話しかけてきたので、思わず「ネットの使用レポを見る限り、思ったほど速度出ないみたいですねぇ」などと軽口を叩いてしまった。それを聞くやいなや、店員が見るからにムッとした様子になったので、バツが悪いと思った僕は、そそくさと退散した。ちょっと申し訳無く思った。ポンコツフレッツから乗り換えるかどうか、来週中には結論を出したい。