チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

愛機で妄想。

今日も季節外れの暖かさだ。平年より5~7度近く高いらしい。この暖かさに釣られて、またダンゴムシっぽいナニカが部屋に侵入していた。しかも、僕の手の届く範囲にまで接近していたので、大の虫嫌いの僕は思わず慄いた。確実にどこかに外界と通じる抜け穴があるに違いない。とりあえず、速攻で掃除機で魔封波しておいた。ナニカには申し訳ないが、虫との同棲は我慢できない。

最近頓に、携帯のバッテリーの持ちが悪くなってきた。通話は皆無に等しく、主にメールの受信専用機となっており、そのメールすら、さして必要だとも思えないメルマガの類を、惰性で受信しているだけ。いまや、起床時のアラーム、外出時の腕時計代わりという用途として、お役立ちアイテムに成り下がっている。それでも一応携帯だから、電波を拾おうとするわワケで、いわゆる待ち受け時間が徐々に短くなってきてしまい、知らぬ間に残量が尽き、電源が落ちているという事が増えてきた。

僕のこの愛用機は、使用開始から直に6年が経つのだが、いつだったか、長期利用者向けサービスだとかで、キャリアがバッテリーを1個無料で提供してくれた。それ以後、新しい方をメインで使い、ヘタってきた旧い方は予備に回してきたのだが、この新しい方もヘタってきたのである。キャリアのサイトで、まだバッテリーを取り扱っているのを確認し、その価格が妥当な線だったのは安心したが、仮に新調するとしても、果たして現在の愛用機をあと何年も使うだろうかと、考えあぐねてしまう。本体の方は、何度と無く落とした事により、外装にダメージが蓄積しているものの、使用にはなんら支障はなく、まだまだ現役感たっぷりだ。手に収まるコンパクトな感覚が何より気に入っていて、できればこのまま中身だけスマホにシフトしてくれれば~などと妄想している。

それにしても、現在のスマホの潮流、薄型大画面志向はどうにも性に合わない。電話をしない僕が言うのも滑稽だが、あの板っきれの様な形状のスマホを耳に当てるのは、どうにも無様に思えて仕方ない。年明けに、今年の目標としてスマホデビューを挙げたものの、ビビビっとくる目ぼしい機種と巡り合えない。そうこうしている間に、携帯事情に疎い浦島太郎状態に陥ってしまった。この情弱の窮地から抜け出したい。