チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

NHKの今クール医療ドラマ土10「破裂」が超絶面白そうな件。

朝方の冷え込みが強まり、布団から出られなくなった。睡眠欲が何にも優る状態であり、布団ミノムシの完成である。しかし、寝過ぎると逆にカラダに疲労が溜まってしまう。大体10時間程で背骨が悲鳴を上げ始める。尤も、これはベッドが安物で、スプリングがヤワなせいかも知れず、高級ベッドなら何時間横になっていようと快眠できるのかも知れない。そんな高級ベッドで眠る事は一晩たりとてありえないだろうが、今よりもう少しマシなベッドに替えたいという願望はある。

つい今しがた、今月からNHKで始まる連ドラ「破裂」の予告編を見て、その存在を知り、これはかなり面白そうだと思った。エリート医師 VS 天才官僚という設定が興味深いし、演じるのが椎名桔平滝藤賢一という演技派二人なのも良い。それ以上に惹かれたのが、天才官僚の抱く「ぴんぴん、ぽっくり」への深謀遠慮である。

破裂 | NHK 土曜ドラマ

この副作用で老人たちが「寝付かず苦しまずに死ねる」ことに目をつけ、「超高齢化社会の究極の解決」を目指そうとする役人がいた。「国民生活省のマキャベリ」と呼ばれる稀代の策士・佐久間(滝藤賢一)。「来るべき超高齢化社会を前に無為無策でいたら、この国は滅びます。日本では、延命治療の是非も問わずに医療が無軌道に進歩し、寝たきり老人が多い。いかに多くの老人がぽっくり逝きたいと願っているか知っていますか?」

これはまさに俺が常日頃考えている事とシンクロする。安楽死尊厳死を推進する事で、寿命を適切にコントロールし、長寿礼賛へのアンチテーゼとする。これで超高齢化社会への歯止めをかけようというのだろうか。具体的な内容はまだ分からないが、こういう考えを持った人物が登場するというだけで俺はワクワクする。とにかく安楽死の議論が俎上に乗る事こそ、俺にとっては悲願だから、この作品がその礎にならん事を超絶期待する。初回は10月10日夜10時放送である。