チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

隣人Xのネトゲ相手との会話が喧しいのなんので呆れるしか無いのだがネトゲ廃人ってこれがデフォなのかしら。

昨夜、私が寝る直前になって、隣人Xの野郎がネット民との会話に耽って喧しかったから、腹が立つというか呆れ果てた。この数ヶ月ほどは割りと静かだったのに、最近またネトゲにご執心の模様だ。壁ドンするのも憚られるので、普段なら放っておくところだが、昨夜はちょっと度が過ぎると思ったので、薄壁に耳を当てて、彼奴がいったい何を話しているのか聞いてみた。未だ知れぬ彼奴のパーソナリティを知る一助にしようと考えたのである。どうやらゲームについて相手にウエメセであれこれ教示しているのだけは分かったが、それが具体的に何のゲームなのかは終ぞ分からず、私はそのまま眠りに就いた。甲高い声や話の内容だけから推察するに、相当にガキっぽいのだが、彼奴はいったい何歳なのだろう。おそらく彼奴は私がそうする程に私の事など気にはかけていないだろう。だから筒抜けなのも承知であれだけ喚き散らす事ができるのだ。さて、Xとは逆側の空き部屋の方は、連日、業者と思しきおっさんが頻繁に出入りしており、土曜日の昨日も同様だった。何やら打ち合わせ的な会話が聞こえてきたが、誰かの入居が前提なのかまだ判然としない。私とて他人についてとやかく言う身分では無いが、Xの様なガサツで騒々しいのも困るし、壁ドンしてくる様な神経質過ぎるのも困るなぁと思いつつ、私は布団ミノムシで朝を迎えるのであった。