チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

同じ階に住む独居老人の失踪問題が他人事に思えないから一日も早く真相が知りたい。

今日も当たり前の様に終日の雨模様。向こう一週間の予報に晴れマークはない。その上、台風が接近しており、木曜にも当地を直撃するかも知れない。移動手段が徒歩しかない私にはしんどい日々が続く。昨日は雨降りの中、図書館へ出かけたついでに、先月開拓したばかりのスーパーに再び足を伸ばした。私の徒歩圏内にあるスーパーの中では最も規模が大きいので、悪天候の割には客入りもそれなりだった。客がどいつもこいつもリア充に見えて面白くなかったが、その中でもビジュアル的に中の下の男と中の上の女からなる若いカップルが、手を繋いで和気あいあいと店内を回っているのを見るなり、殺意すら湧いてしまった。私の様な廃人が、わざわざ日曜の人が集まる場所に出向くのがそもそも間違いなのだ。それはさておき、アパートの同じ階に住み、管理会社から退去通告を受けている独居老人の動向がいまだに明らかにならず、ヤキモキする。全く面識が無い人だから心配しているワケでも無いのだが、明日は我が身という観点から言えば先輩に当たる御仁でもあり、彼がいったいどんな顛末を迎えるのかは知っておきたいのだ。もう三週間近く部屋を出入りしていないようだし、家賃が払えず失踪したのだろうと推察しているが、定かではない。通告の期限を過ぎていながら、管理会社が部屋の確認をしない理由も分からないが、同じ階に住む似た境遇の者として、一日も早く事の真相が知りたい。