今日は早朝に都心部のシネコンへ出かけ、『MINAMATA-ミナマタ-』を観てきた。言わずと知れた水俣病を主題に扱った、史実を基にした映画だ。主人公の写真家ユージン・スミスについては本作を通じて初めて知ったのだが、ジョニー・デップが演じると彼特有のアクの強さが隠しきれずに、普段のジョニデにしか見えなかった。それともスミス自身がジョニデのようなクセのある無頼な男だったのだろうか。それはそれとして、日本が舞台なだけあって、数多の洋画でもおなじみのベテラン日本人俳優たちが脇を固め、それなりに見応えはあった。シネコンを出た後はほとんど寄り道せずに帰路に着いた。今月はとにかく金欠だからやむを得ない。